Paraphoto 特定非営利活動法人 国際障害者スポーツ写真連絡協議会

8月03日 (00:17)

Paraphoto Article

日本代表・ブラインド合宿おわる

パラフォト企画担当・佐々木のぶえ

photo7月30日(金)〜 8月1日(日)の3日間、東京都北区にある国立スポーツ科学センターのプールで、水泳・日本代表選手6名(ブラインドクラスのみ)とコーチ10名による合宿が行われた。この合宿では、主に「タッピング」の練習を選手とコーチが行った。
 「タッピング」とは、視覚障害の選手に、ターンの距離を伝えること。釣り竿のような軽量の棒の先にスポンジをつけ、向かってくる選手の身体に触れ、ターンのタイミングであることを知らせる。タイミングが合わなければ、ターンが遅れたり、早すぎたり、確実にタイムに影響する。それどころか、時には選手がプールの壁にアタマをぶつけることさえある。このタッピングの道具を「タッピングスティック」といい、タッピングを行う人を「タッパー」と言い、タッパーはコーチが努める。

photo 今回、パラリンピックに初めて選手団のコーチとして参加する寺西真人さんは、筑波大学付属盲学校の教員で、金メダリスト・河合純一とは13年に渡るパートナー。この合宿でも中心的な役割を果たしていた。「息はぴったりなのでは? 」との質問に「ぜんぜん。ぶつけたらゴメン! 」

(写真上:タッピングをうける河合純一。写真下:タッピングを行うコーチ陣)


【取材:佐々木のぶえ 写真:森田和彦】

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2004
アテネ取材プロジェクト

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・水泳ブラインド合宿おわる

7月30日(金)〜8月1日(日)の3日間、東京都北区にある国立スポーツ科学センターのプールで、水泳・日本代表選手6名(ブラインドクラスのみ)とコーチ10名による合宿が行われた。この合宿では、主に「タッピング」の練習を選手とコーチが行った。

選手プロフィール

・河合純一

映画「夢おいかけて」のホームページより

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