<イラン対オランダ 3:0> 今大会の台風の目となって大暴れしてきたイランと、勢いに乗る最年少チームのオランダの対戦となった。イランはツキに見放される格好となり、僅差でベスト4進出を逃した。実力的には十分メダル圏内のチームだっただけに、モチベーションの低下が懸念されたが、その心配は全くいらなかったようだ。
オランダは予選最終戦でアメリカに快勝したように、1試合ごとに確実にチームとして成長してきていた。さすが若い集団だけあって吸収力が他のチームとは全く違う。技術、精神面で充実した状態にあるオランダだけに、イラン相手にどこまで戦えるか注目の1戦となった。最後までゴールキーパーを中心とした粘りあるディフェンスをみせ健闘したが、自力で勝るイランに叩きのめされた。現時点では一枚イランの方が上手のようだ。
しかしこの経験が必ず次に活きてくるはずだ。そう確信させるのに十分なだけのファイティングスピリットと感動を人々に与えてくれた。イランは全員プロサッカー選手だけに、次の大会では間違いなく優勝できるだけの下地を作り上げてくるだろう。恐ろしいチームになりそうだ。
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