＜アイルランド対アメリカ　４：０　＞
　最後まで不甲斐ないアメリカ、自分達のスタイルを突き通したアイルランド。対照的な両チームの姿があった。アメリカの戦い方は予選から一貫性がなく、かみ合うことがないまま終わった。

今大会最も平均年齢の高いアメリカは、世代交代の時期にきているのは間違いなく、ベンチにいる若手をもっと使うべきだったのではないか。勝てないチームなのにも関わらず、目先の勝利にこだわりチームを育てようとしなかった。アメリカのコーチ陣の采配には疑問を感じずにはいられない。未来への明るい兆しを見つけることなく、収穫のないまま敗れ去ったアメリカ。これからを担う若い芽のためにも、この先アメリカCPサッカー代表チームが迷宮入りしないことを願いたい。

その反対に、アイルランドは、エースO HARA Alan選手を中心とした、闘争心溢れるプレーをチーム全体で見せてくれた。この試合でレッドカードをもらい退場してしまったAlan選手だが、彼のひたむきに闘う姿勢にスポーツの原点を垣間見た気がした。４年後、主力の選手達がちょうど油の乗った年代になる。今後のアイルランドに注目してみたい。

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