5月23日大阪市長居陸上競技場にて2004ジャパンパラリンピック陸上大会が行われました。9月にギリシャで行われるアテネパラリンピック前の最後の大規模な国内大会でもあり、世界新記録をはじめ、いくつかの新記録が誕生しました。アテネでの活躍が大いに期待されます。
この日の圧巻はT54グループの土田和歌子選手と安岡チョーク選手でした。 女子T54グループの土田選手は800mで1'50''37、5000mでは11'49''23をマーク、二つの世界新を記録しました。常に先頭を走っている土田選手は自分と記録への挑戦かのように力強くしかしどこか女らしいしなやかな走りを見せてくれました。アテネでのメダル、そして自身で塗り替える記録を期待したいです。
男子T54グループは800、1500、5000mで激しいデッドヒートが繰り広げられました。全てのレース、先頭でゴールしたのは安岡選手、続いて花岡選手がゴールする結果になりました。中距離は駆け引きのレースだということを聞いたことがありますがまさにトラックの格闘技でした。アテネでもこの二人の激しい戦いを期待しています。
<記録> 800m 一位 安岡チョーク(大分県身障陸連) 1'36''39 二位 花岡伸和(関東身障陸連) 1'41''20 1500m 一位 安岡 3'09''84 二位 花岡 3'11''65 5000m 一位 安岡 10'26''67 二位 花岡 10'51''2
【よしむらもと】
記事に関するご意見・感想はこちらへ
→ info@paraphoto.org
/ BBS
|