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10月08日 (01:50)

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【記者会見】 陸上・高田稔浩選手「真面目が一番大切と確信した」

フリーライター・武藤歌織

photo【9月28日金メダリストへの合同記者会見から】

高田稔浩選手
「陸上競技の高田稔浩(たかだ・としひろ)と申します。
 今回、5000メートル、400メートル、それとマラソンと金メダルを獲得することができました。
 実際、前回のシドニーパラリンピックにおいては、テレビ観戦で、夢見たいな舞台に出たいなという、その時点では、夢物語だったことが、実際現実となりまして、本当に嬉しく思っております。ここまで至ることができ、監督、コーチ、いろんなお世話になりました方々の本当に暖かい声援、ご支援があったことを深く心に刻み込んで、そういった方々にまず、お礼を申し上げたいと思います。
 シドニーから4年間、自分として思ってきたことは、真面目というところが、どうしてもキーポイントだなというところがあります。今回、メダルを取った方、また、取られなかった方もそうですけれども、みなさん真面目です。
 スポーツに対して大好き、真面目にスポーツに取り組んでいる、その真面目に取り組む姿勢、努力、日々の鍛錬がやはり結果につながる、まぁ、そこまで至らなかった方もたくさんおられるかと思うんですけれども、真面目が一番大切だということが、今回、メダルを獲得することになりまして確信いたしました。
 真面目に取り組んできた結果、このようにメダルをいただくことができたんですけれども、自分としては、メダルとりにパラリンピックにくる以前と、パラリンピックに来てメダルを取った以後においての自分を比較して、やはり変わってはいけないなと思っています。
 パラリンピックに来る前もパラリンピックに出たいという夢を持って、日々鍛錬、練習して、夢をもってパラリンピックに来ました。いざ、金メダルをとって、それでもうおしまいではなく、
また、次の目標をもって、夢をもってまた、これからもいっていきたい。
 ですから、パラリンピック出た後も、出る前も、自分としては、次の目標、次の夢を目指して、日々生活、またスポーツに取り組んで生きたいと思います。
 どうもありがとうございました」

高田稔浩選手のアテネ大会結果
・T52クラス
400m 決勝 1分00秒92 金メダル(パラリンピック記録)
800m 予選 棄権
1500m 決勝 3分49秒76 銅メダル
5000m 決勝 13分10秒86 金メダル(パラリンピック記録)
マラソン 決勝 2時間00分02秒 金メダル(パラリンピック記録)


【写真・構成 武藤歌織】


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