【9月28日金メダリストへの合同記者会見から】
岩坪勝団長 「始まる前に、昨日27日午前、高校生がパラリンピック大会観戦のためのアテネへの移動中、トラックと衝突する事故が発生して、高校生7人が死亡し、30人以上が負傷したということがありました。ちょうど水泳会場で、この訃報に接しましたが、驚きの一語です。深く哀悼の意を申し上げます。あまりに突然のことで、言葉もありませんが、ご家族のご心痛をお察しいたします。 日本選手団を代表して、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 負傷された方々には、一日も早くご健康にご回復されますことをお祈りします。
それでは、今回の選手団、選手諸君に対して。 11日間、ちょうど10日目になりますが、私は本当に幸せでございます。まずは、最高のメダル、52個を獲得しました。金メダル数もソウル大会の16個を上回り17個と最高のメダル獲得です。 2つ目には、団体競技で初出場ですが、ゴールボールが3位に入賞、銅メダルを獲得しました。 3番目はテニス。初めて金メダルを、ダブルスで獲得しました。 選手個人になりますが、成田(真由美)選手が金が6個。それも世界記録、大会新記録という記録を塗り替え、すばらしい成績です。1つの銅メダルをあわせ、7つのメダルで、おそらく成田選手にとっては、今まで過去3大会で合計20個獲得ということですね。おそらく最高でしょう。 その次に、尾崎峰穂選手。陸上です。6大会で、ずっとメダルを取り続けた。これは1984年のニューヨーク・アメリカ大会から連続してメダルを取っています。 よく活躍されました。そういう意味で、私は幸せです。 選手諸君、それぞれ健康問題については、クラッシュだとか事故だとかは競技の中でありましたが、大きな怪我もなく、何とか乗り越えてやってこれました。 運営の面では、当初は、車の手配だとか、部屋の整備だとか、そういう細々したところで、選手は生活面で困ったと思いますが、競技がスタートして以降は、ボランティアの方々から援助をしていただいたりして、手伝っていただきました。アテネでは競技スタートしてからは、うまくいったということがいえると思います。本当にありがとうございました」
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