アテネパラリンピック大会−24日
ゴールボール女子が決勝リーグ進出を決めた。
これまでの6試合で、コートに一度も立っていないが、この勝利に大きく貢献している選手がいる。佐野まどか選手だ。
試合開始前のウォーミングアップ、ハーフタイムに、ベンチから客席に向かい、頭の上で大きく手拍子。「ニッポン!、ニッポン!」と手拍子を求める。
すると、客席は彼女のパフォーマンスに応えて、拍手を始める。たちまち日本応援団に早変わりだ。
試合開始前には、一緒に応援してくれたお礼に、客席に向かって大きく一礼することも忘れない。
「最初はちょっと遠慮していたけど、みんなが乗ってくれるコツを掴みました。私たちからは声を出せないので、周りから声を出してもらおうと思って、それが一番、コートの応援になるので」と善戦する日本代表チームのムードメーカー・佐野まどか選手は話した。
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/ BBS
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