アテネパラリンピック大会ー20日 自転車のトラックタンデムスプリント競技が行われ、葭原・大木ペアが決勝進出を決めた。予選で走った200メートルのタイムで、葭原選手と大木選手ペアは10秒997で、トップのオーストラリア、モドラ選手・ショート選手ペアの10秒771に0.226秒差を付けられたものの5位とよい位置についた。準々決勝は、4位のイギリス、ゴルドン選手・ストレイ選手ペアと駆け引き戦の3回マッチ。1回戦はイギリスチームが勝利。2回戦には、日本が残り一周のスパートも追いつけないまま終盤に差しかかるも、あきらめず、ゴール手前で追い抜き僅差で勝利した。同点のために行われた3回戦はイギリスがゴールを割ったものの、4分の3周あたりで、日本が外側から追い抜きにかかったところを、イギリスがサドルを振って牽制したことをルール違反と抗議。抗議が認められ日本の勝利となった。 同じくトラックのタンデムスプリントに出場した大城竜之・丹沢秀樹ペアは、予選の200メートルタイムが11.237で8位に入った。しかし、準々決勝で予選1位のオーストリア、モドラ・ショートペアと対戦、2敗して敗退。その後行われた7位・8位決定戦で、勝利し7位を獲得した。
【武藤歌織】
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