9月24日 (08:07) |
●Paraphoto Article9月22日 ゴールボール 日本‐カナダパラフォト広報担当・小森誠之 |
|||||
開始から守りの意識が高い。少しでもボールの処理にもたついてしまった時は、セーフティーに相手に素早くボールを投げ入れる。ボールを持ってから投球するまでに8秒ボールを所持してしまえば、相手にペナルティーのシュートチャンスを与えてしまう。(チームペナルティー:エイト・セカンド)それだけはどうしても避けなければいけない。守る位置も、普段はラインの少し前なのだが、今日は3人がいつもより少し後ろに位置している。特にサイドの小宮と直井はサイドに投げ入れられるシュートに対しての意識が高い。その分浅井が守る範囲が広くなっているが、前半から浅井の気迫は鬼気迫っている。何としてでもボールに食らい突くという気合が見ていて感じ取れる。 もう少しで前半が終了。点数は0−0。このまま守りきれば引き分けに持ち込むこともできる。強豪相手の引き分け。勝ち点を考えればこの1点が大きい。そう思っていた矢先、浅井の弾いたボールが後ろにこぼれた。すぐに直井のカバーが入る。浅井が直井の名前を叫ぶ。間に合わない。前半終了間際に大きな失点。浅井がコートに頭を擦りつける様にうつ伏せた。
フェイントやコースの工夫を行っていても、なかなか点を入れることができない時間が続いてしまう。そのままタイムアップ。どうしても1点がほしいという展開でどうやって点を取るかという課題が浮き出た試合。明日のフィンランド。そして続くオランダ・ドイツとの戦いはそこがキーになるだろう。 記事に関するご意見・感想はこちらへ → info@paraphoto.org / BBS |
2004
|
日本ゴールボール協会 |
Japan GoalBall Association |
ゴールボールのルール |
日本ゴールボール協会サイト |