第1回 アテネ取材プロジェクト編集会議
作成:佐々木(報告MLからの概要として抜粋しました。)
日時 2003年12月14日(日)15時30分より
会場 情報バリアフリーサロン・アニミ
参加者 佐々木・森田・服部・瀬長・松浦ちはる・
関根弘和・磯田
<概要>
アテネパラリンピックに向けての第1回編集会議が行われました。
話題は大阪写真展の報告と反省、アテネに向けての大まかなスケジュールのすり合わせを行いました。
メンバーの半分が初めて会うスタッフによるミーティングでしたが、今後、アテネに向けてこのMLを中心に情報交換をして行きたいと思います。
→アテネパラリンピック日程の確認
開会式:2004年月17日(金)
〜閉会式:9月28日(火)でした。
詳しくは、
http://www.jsad.or.jp/2004athen/athen_top.htm
に整理されていますので、ご確認ください。競技日程等も出ております。
<内容>
○写真展報告(佐々木)
名称:パラフォト展第5回 パラリンピック「魂の瞬間」
〜撮影:越智貴雄〜
期間:12月3日(水)〜9(火)
内容:2000年シドニーパラリンピック、2002年ソルトレークパラリンピックをはじめ、北九州ゴールドカップ、FESPIC釜山大会等の写真を展示した個展形式の写真展。中日である6日(土)には、4人の陸上パラリンピアンを招き「はばたきトーク」を行う。
報告事項
・来場者数:約800人
・新聞発表:読売・毎日・産経・朝日新聞ミニコミ・京都新聞
・トピックス:河合さんの映画を見たこと。
花道監督と歓談(約30分)
感想:パラフォト展は個展形式で行ってきたが、競技用車椅子の試乗、増える写真展やカラーコピー出力などの方法で、クオリティと同時にアイディアを盛り込んできた。これらの要素をこれからはもっと深め、写真を通じたコミュニケーションの場として、他者の興味を惹きつけることのできるイベントにしていきたい。
<今後の予定>
・「はばたきトーク」の内容をテキスト化し、ホームページに掲
載する。
・報告書の作成と配布
・お礼状
■今回の写真展について
・パラフォト展としての訴求が足なかった。今後は、パラフォト展として主催者としての位置づけを確立していく方向でやるべき。(服部・森田・関根)
・今回は、主催者であるパラフォトと協力者である越智さんとが話し合いの上、パラフォトの趣旨に賛同してある意味では越智さんによるパラフォトへの「寄付」「スポンサード」という形をお互いが確認・尊重しあい、行った。結果、パラフォトの「障害者スポーツを知り、知らせる」というNPO活動として実績をのこせた。(森田)
・省庁や新聞各社からの後援をできるだけもらったほうがいい。(関根)
・パラフォトのテーマを、写真展などの空間で地域の人に伝えていくことについては、サテライト会場の募集やボランティアなどを活用して広げていきたい。(佐々木)
・写真展をやるかどうか。やる時にパラフォトの軸になるスタッフがメイン会場に居なければいけないのではないか。写真を通じて語り合う空間づくりのために、実際に取材に行っているメンバーなどが会場にいることが重要。
・現地メディアホテルのロビーで写真展をやってはどうか。(佐々木)
→取材のところで触れる。
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アテネ取材プロジェクトについて
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○アテネ取材メンバーの確認
アテネ取材参加予定者(◎はミーティング参加者)
・立候補しているスタッフ(12月14日現在)
荒木美晴(ライター)
磯田久美子(学生/ソルトレーク取材経験者)◎
瀬長あすか(学生)◎
松浦ちはる(社会人/シドニー取材経験者)◎
吉村もと(カメラマン/新人スタッフ)
関根弘和(新人スタッフ/理学療法士)◎
大渕正義(写真科学生/新人スタッフ)
・未定
佐々木延江(理事)◎
→写真展はどうするか・・。
服部一弘(理事)◎
→お金と時間の問題。
○取材開始について
→今回の編集会議をもって、法人としては取材開始とさせていただきます。
○企画内容の検討
企画内容については、各自が考える。
計画書を1月末までに理事会に提出もしくは提案してください。
manage-ml@paraphoto.org(理事会のメールアドレス)
※スタッフ間でコラボレーションする場合は、企画内容についてよく話し合い、役割分担、ミッションのシュミレーションをすることが大事と思います。
<今後のスケジュールについて>
・12月
取材開始。
取材に関する資料・情報収集
→各自わかったことをMLに情報提供してください。
※取材計画書提出期間/1月15日〜1月31日
→アテネで取材する内容の方向性をできるだけ詳しく記述し、
理事会宛にご提出ください。
manage-ml@paraphoto.org(理事会のメールアドレス)
この内容をもとに、外部へ提出する取材計画書を編集・作成し、協力要請します。
→取材メンバーほぼ確定。
・2月
企画書作成(提出・提案から、会として活動内容の企画書を作成。
・3月
メディアパス、アクレディテーション〆切
実行委員会設置(取材スタッフ)
運営活動開始(理事会、運営委員)
→広報・事業支援協力要請開始/受付開始
・5月
中間報告(取材スタッフ)
→アテネ取材中間報告をホームページに掲載。
各取材計画ごとにコラムページを設置、更新開始。
・8月
写真展開催(活動報告)
・9月
出発/ホームページ更新/帰国
・10月
報告書作成(各自レポート作成)
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■取材の方向性について
・磯田/あまりみんな(マスメディアなどのこと?)が取材しない方法で取材しようと思います。選手としてというより、親しくなっていき、友達になっていくような形で取材できたらと思う。
・松浦/(磯田さんとは逆で)知り合いを取材する。競技は陸上、バスケなどがメインとなるであろう。
・瀬長/まだ何もわからないので、あまりメジャーな競技ではなく、知られていない競技。(パラリンピックならではの競技?/ゴールボールとか、ボッチャとか?)
・関根/選手の休日(休息?)
・佐々木/なかなか言葉が難しいので実現しないが、海外の障害者スポーツ環境について、海外のメディアの中で関心が高い人を捜し、話を聞いてみたい。
・服部/観客。建物。
→パラフォトの「NPOのメディア」という活動は、まず、人間そのものがメディアであると誰かいっていたと思いますが、自分が知りたいことを知り、知らせるという公益活動です。自分の中で知りたいと思うことは何か。どのように知り、誰に、どのように、知らせるか。メディアリテラシーというより、コミュニケーションの基本はつねに、発信者がいて受信者がいるということと思います。取材計画をどのように立てていくか、お互いMLや取材現場などで情報交換しながら、アテネを迎えてもらえたらと思います。
ちなみに、NPOというのは、非営利・自主・公益を満たす団体です。自分のためになることで結果、人のためにもなっていることを、よく考え、自信をもってトライできるようにしてください。(このアタリのことは、ナカナカ難しいことと思いますが、いろいろと悩んでみることをおすすめいたします。)
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