4月15日
ついに、雨女返上。
出発の日。知る人ぞ知る雨女の私にしては珍しく、家を出るところから快晴だ。飛行機に乗っても天気は良好。伊丹から成田へ行く便の途中で、富士山が見えた! 今まで新幹線から見たことはあったけど、富士山を見下ろすのは初めてだ。
成田からフランクフルトまではルフトハンザ航空のチケットだったが、全日空と共同運航しており、ANAの飛行機だった。エコノミーでも前の座席の後ろにちっこい画面がついており、映画やビデオを見たり、音楽が聴けるようになっている。こういう場合、往々にして私の席のだけうまく映りません、という事態になるのだが今回は問題なし。「ディボースショウ」と2度目の「ラストサムライ」を楽しみ、ゲームもソリティアを制覇したぞ。
今回の旅は、伊丹→成田→フランクフルト→ストックホルム→エーンシェルツピークと続く。この日はストックホルムで一泊。移動にかかった時間は23時間ほど。機内持ち込みにしたカメラが入ったリュックがあまりにも重くて、両肩が赤くなり、腰が痛い。「カメラマンさんって大変なんやなあ」としみじみ思う。いい機材を借りたのだし、何とかモノになるような写真が撮れたらいいのだけれど。不安だ。