10 リカルド・アウベス(リカルジーニョ)
RICARDO ALVES
「見えているのでは」と思わず言葉に出てしまうような繊細なボールタッチ、正確無比なシュートで魅了。ブラジルの、そしてブラインドサッカー界のスーパースター。通称リカルジーニョ。
6歳の時に網膜脱臼と診断され5回の手術を受けたが、8歳で完全に失明。健常者に混ざってサッカーをやっていたというが、ブラインドサッカーを始めてからはブラジルの10番、エースとしてプレー。北京、ロンドン、リオデジャネイロ大会の優勝に貢献した。リオ大会前の4月には左腓骨を骨折し左足首の靭帯を断裂、出場が危ぶまれたが決勝ではゴールを決め金メダルを獲得。近年はけがも多く、どこまでキレのあるプレーを見せてくれるのか注目される。32歳。