関連カテゴリ: SOCHI 2014, アルペンスキー, 冬季競技, 国際大会 — 公開: 2014年3月12日 at 6:53 AM — 更新: 2021年8月31日 at 1:42 AM

男子スーパーコンビのゴールエリアから

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SCの1本目がSLとなり、入念にインスベクションを行うジャパンチーム(写真:比嘉優樹)

バンクーバーパラリンピックから新規に導入されたスーパーコンビネーション(以下SC)。
SCは、最初の1本目に高速系のスーパーG(以下SG)を行い、そのタイムから2本目となる技術系の回転(以下SL)のタイム計で順位が決まる。
もちろん、SGで棄権や失格となったら2本目のSLに進めないというタフなレースである。

これまで快晴が続いていたソチに、今日は朝から雨が降り出した。
降ったり止んだりする気候で、ガスが時折発生した。
本日に予定していたSCは、開始時刻10時になってもガスによる視界不良で30分ごとの延期を繰り返し、11時過ぎに2本目の回転を1本目に変更し、スーパーGは14日に実施するというの異例のレースとなった。

この日の雪質は、ざくざくの上に雨で水分を多く含んでしまうという難しいコンディション。
SLが始まる前に選手たちによるレースの下見というインスベクションでは、かなりの慎重さが見られた。

ビシュアリー(視覚障害)クラス1位のREDKOZUV Valerii選手(Guide:GEROEV Evgeny)(写真:比嘉優樹)

日本からは、三澤拓(LW2)、小池岳太(LW6/8-2)、森井大輝(LW11)、狩野亮(LW11)、夏目堅司(LW11)、谷口彰(LW11)、鈴木猛史(LW12-2)が出場。
特にシッティングクラスの男子では、25人が出場し、10人しか完走出来なかったという荒れたレース展開となった。

残りのSGで逆転をかけるためにもSLで3位という好位置をつけた森井選手(写真:比嘉優樹)

SCの1本目時点による成績 ※1本目をSLに変更し、2本目のSGは14日に実施される。

<立位>
1位 BUGAEV Alexey LW6/8-2(RUS) 50.30
2位 LUSCOMBE Braydon LW2(CAN) 52.17
3位 LANZINGER Matthias LW4(AUT) 52.43

11位 三澤拓 LW2(JPN) 56.03 +5.73
12位 小池岳太 LW6/8-2(JPN) 56.52 +6.22

<座位>
1位 RABL Roman LW12-1(AUT) 58.71
2位 NOLTE Thomas LW11(GER) 59.25
3位 森井大輝 LW11(JPN) 59.52 +0.81

7位 谷口彰 LW11(JPN) 1:08.60 +9.89
8位 夏目堅司 LW11(JPN) 1:08.76 +10.05

DNF 狩野亮、鈴木猛史

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