関連カテゴリ: イベント, 夏季競技, 水泳 — 公開: 2015年8月14日 at 11:42 PM — 更新: 2015年9月18日 at 5:17 PM

水泳の日、初めてのイベントにパラリンピアンが参加!

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水泳の日2015に参加したパラスイマー。デモンストレーション後のインタビューコーナーで
水泳の日2015に参加したパラスイマー。デモンストレーション後のインタビューコーナーで

 8月14日、日本水泳連盟が掲げる「ドリームプロジェクト2020」の柱のひとつ、スポーツによる社会貢献イベントとして初めて「水泳の日2015」が東京辰巳国際水泳場で行われ、先日8月9日までカザン(ロシア)で開催された世界水泳で活躍した日本代表らとともに、パラスイム水泳日本代表も参加した。
 パラスイム日本代表は、7月13日から19日までグラスゴー(イギリス・スコットランド地方)で行われたIPC(国際パラリンピック委員会)水泳世界選手権に出場し、金2、銀4、銅1の7個のメダルとリオ出場枠4を獲得している。水泳の日イベントには、うち2個の金メダルを含む4個のメダルとリオパラリンピック内定の木村敬一(全盲・東京ガス)のほか、中村智太郎(先天性両上肢欠損・パルポート彩の台)、小山恭輔(右上下肢機能障害・コロブラスト)、そして、今シーズンから競技に復帰した、水の女王・成田真由美の4人で、デモンストレーションを行った。
 リレー形式で、成田、小山、中村と50メートルずつ泳ぎ、最後に、グラスゴーで活躍した木村が泳いだ。それぞれの障害によるサポートや、泳ぎの違いなど、午後からの競技体験クリニックに参加する子供たちや、日頃から水泳を楽しむ多くのギャラリーの前で披露された。会場からは、パラスイマーの名前を呼んでの声援もきこえた。
 デモンストレーション後のインタビューコーナーでは、「2020年に向けて盛り上がる中で、私もともにありたい」と、素直な気持ちを話す成田。
 中村は、「9月5日には、この会場でジャパンパラ水泳競技大会が行われます。ぜひ応援にきてください!」と呼びかけた。

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