関連カテゴリ: GRASSGOW 2015 WPS, IPC_WORLD, デイレポート, 夏季競技, 水泳 — 公開: 2015年7月17日 at 6:38 AM — 更新: 2019年7月5日 at 10:43 AM

DAY-4:IPC水泳 山田拓朗が銀メダル、木村敬一が銅メダル獲得!

知り・知らせるポイントを100文字で

投稿はこちら(メールソフトが開きます)

男子50メートル自由形S9で銀メダルを獲得した山田拓朗(左 NTTドコモ)
男子50メートル自由形S9で銀メダルを獲得した山田拓朗(左 NTTドコモ)

7月16日、グラスゴー(イギリス・スコットランド地方)トルクロス国際水泳センターで行われているIPC世界水泳選手権は4日目を迎え、山田拓朗が銀メダル、木村敬一が銅メダルを獲得した。

男子50メートル自由形S9でキャプテン・山田拓朗(左手先天性 左前腕亡失・NTTドコモ) が両ロシア勢との接戦のすえ26.57で銀メダルを獲得、日本にリオパラリンピックの出場枠をもたらした。

接戦となった50メートル自由形S9のレース。3レーンをおよぐ山田拓朗。
接戦となった50メートル自由形S9のレース。3レーンをおよぐ山田拓朗。

レース後、山田は「予選のタイムが良くなく心配だったが、現段階で最高のパフォーマンスを出すことができた。リオへの日本の出場枠も1つとれて、よかった」と話し、今後についてはこのタイムでは戦えないと、課題と目標に向き合う姿勢をみせてくれた。

また、男子200メートル個人メドレーSM11では、木村敬一(全盲・東京ガス)が2:31.13で銅メダルを獲得した。

表彰式でほっとした表情をみせる木村敬一(右)と寺西真人コーチ(左)
表彰式でほっとした表情をみせる木村敬一(右)と寺西真人コーチ(左)

「予選では、上のふたりの選手が思っていたより早く4位は妥当だと思った。決勝では、前半のバタフライで飛ばしていったぶん、後半でタイムが落ちてきた。全体としてタイムはベストではなかったけれど、銅メダルが獲れたことはよかったと思います」と木村は結果を受け止め、ほっとした様子だった。

200メートル個人メドレーS11でバタフライのパートを泳ぐ木村敬一。
200メートル個人メドレーS11でバタフライのパートを泳ぐ木村敬一。

19種目の予選と決勝で6つの世界新記録が更新された。
うち2つがロシア、2つがウクライナによるもので、男女比は女性が5つだった。

<4日目の日本人選手の記録>
山田拓朗 男子50メートル自由形S9 銀メダル 26.57
木村敬一 男子100メートル個人メドレーSM11 銅メダル 2:31.13

小野智華子 女子200メートル個人メドレーSM11 予選11位 3:23.78
小山恭輔 男子50メートル自由形S6 予選12位 34.34
藤原光里 女子100メートル自由形S8 予選12位 1:20.88
池愛里 女子100メートル背泳ぎS10 予選14位 1:15.39
一ノ瀬メイ 女子50メートル自由形S9 予選16位 31.11

<参考>
大会リザルト

この記事にコメントする

記事の訂正はこちら(メールソフトが開きます)