3月22日、IPC公認2015ジャパンパラ・アルペンスキー競技大会2日目、回転(スラローム)がおこなわれた。
回転は、アルペンスキー種目の中でも、最も旗門の間隔が狭く、それだけに、速く、正確なターンの技術が必要になる「技術系種目」になる。
座位では、鈴木猛史(LW12-2)が世界を封じ込める強さをみせている。が、気温が上昇したこの日の柔らかく沈む雪に挑み、1本目のゴール付近で旗門不通過による失格。ソチでの金メダルに続く、今シーズンのワールドカップ総合優勝の華麗な滑りは、白馬では再現されなかった。オールラウンドに安定した実力をもつ森井大輝(LW11)が優勝した。
立位は、片足の三澤拓(LW2)が、ソチ6位入賞のベテラン阿部敏弘(LW8/8-1)を破り、久々に優勝。
「今日のレースは、コースが緩んでいるなかで、まあまあの滑りができた。今シーズンは、ワールドカップで最高6位、世界選手権で最高7位と思うような成績が残せなかった。ワールドカップでのメダルが欲しい。スラロームは得意な種目で行けるのに、守りの滑りをしてしまう。これからの課題は、メンタルの改善になると思う」と、話していた。
聴覚障害でただ一人で出場した中村晃大は完走。スラロームを最後に、このあと3月28日から始まるロシアでのデフリンピックに出場するため、白馬をあとにした。
明日からの荒天に備えて、予定を変更して残り2日間のレースが行なわれる。
23日・スーパーコンビ(スーパーG+スラローム)
24日・スーパーG
【22日・回転の表彰者】
(女子)
立位
1位・神山則子(LW6/8-2)
座位
1位・村岡桃佳(LW10-2)
2位・原田紀香(LW12-1)
ID
松本馨代
弓削まり子
梅澤知代
(男子)
立位
1位・三澤拓(LW2)
2位・小池岳太(LW6/8-2)
3位・阿部敏弘(LW6/8-1)
座位
1位・森井大輝(LW11)
2位・狩野亮(LW11)
3位・夏目堅司(LW11)
ID
木村嘉秀
田川聡
加藤慎弥
デフ
中村晃大