3月21日、IPC公認2015ジャパンパラ・アルペンスキー競技大会が、白馬村(長野県)で開幕した。12名の日本代表選手が出場し、金メダル3個を含む5個のメダルを獲得したソチパラリンピックから1年がすぎた。今シーズン10戦となったワールドカップ、世界選手権を終え、選手たちは、またシーズンの終盤を迎えている。
17年前、長野パラリンピックが行なわれたこの地で21回目を数えるこの大会は、IPC(国際パラリンピック委員会)公認大会となっており、ポイントが加算される。立位・座位・知的障害の女子9名・男子37名の選手が参加。韓国からも1名のシットスキー選手が参加している。
また、前回大会が突然のキャンセルという前代未聞の事態にみまわれた聴覚障害のデフリンピックが、今年は3月28日からロシアで開催される予定で、日本代表の中村晃大(長野県)が、大会直前で最後の調整に参加している。
1日目は晴天で、大回転の競技がおこなわれ、ソチではじめて代表入りした、村岡桃佳(正智深谷高等学校)がこの1年の成長ぶりを見せてくれる滑りで優勝した。
大会は21日から4日間、以下の日程で行なわれる。
21日・大回転
22日・回転
23日・スーパーコンビ
24日・スーパーG
※23日、24日は天候を予測してスーパーコンビの日程を繰り上げています。
【21日・大回転の表彰者】
(女子)
立位
1位・高桑美季(LW9-2)
座位
1位・村岡桃佳(LW10-2)
2位・原田紀香(LW12-1)
ID
松本馨代
弓削まり子
深江舞
(男子)
立位
1位・阿部敏弘(LW6/8-1)
2位・三澤拓(LW2)
3位・小池岳太(LW6/8-2)
座位
1位・鈴木猛史(LW12-2)
2位・森井大輝(LW11)
3位・LEE Chi Won(LW11)
ID
木村嘉秀
田川聡
加藤慎弥
デフ
中村晃大