関連カテゴリ: Paris2024, 卓球, 取材者の視点, 国際大会, 夏季競技 — 公開: 2024年8月30日 at 11:12 PM — 更新: 2024年9月4日 at 5:21 PM

【パラ卓球】初戦、岩渕「もっとここで試合がしたいと思った」

知り・知らせるポイントを100文字で

パリ2024パラリンピック競技大会 パラ卓球の初戦が行われた。観客席からの会場の様子をレポート。

パリ2024パラリンピック競技大会 パラ卓球の初戦が29日、パリ南アリーナで行われた。

パリ中心部からメトロで30分ほどの距離にあるパリ南アリーナは国際見本市の会場として知られ、年間750万人が訪れる展示場。今大会では卓球のほかゴールボール、ボッチャの競技会場となっている。

卓球会場のパリ南アリーナ。大規模な展示場としてパリ市民に知られる(筆者撮影)

卓球競技1日目はダブルスが行われた。日本からは男子ダブルスで七野一輝・齊藤元希ペア、八木克勝・舟山真弘ペア、ミックスダブルスで岩渕幸洋・友野有理ペアの計3組が出場。七野・齊藤ペアと岩渕・友野ペアは準々決勝へ進んだものの、準決勝に進出はならなかった。

会場は多くの人で埋め尽くされ、ワンプレーごとに歓声が上がっていた

試合を終えて岩渕は「対戦ペアが大胆に戦術を変えてきて競り負けてしまったかなという感じ。思い切りの良さを出せるようにしたい」と振り返った。会場は「雰囲気が良かったので、もっとここで試合したいなと思った。動きやすいし、卓球台の感触もいいので、この手応えをシングルスに繋げていきたい」と話した。

日本から応援に駆けつけた人に最後まで手を振っていた岩渕・友野ペア
フランス選手が試合を終えると、観客はフランス国旗を振って大盛り上がり

(校正・佐々木延江)

この記事にコメントする

記事の訂正はこちら(メールソフトが開きます)