関連カテゴリ: ASAHIKAWA 2015 IPC Cross Country Ski, IPC_WORLD, クロスカントリースキー, デイレポート, バイアスロン, 冬季競技, 旭川 — 公開: 2015年2月16日 at 8:57 PM — 更新: 2021年9月6日 at 2:19 AM

スプリントで新田佳浩、阿部友里香が2位!

知り・知らせるポイントを100文字で

投稿はこちら(メールソフトが開きます)

2月15日スプリント・クラシカル、スタンディングクラスの表彰式。1位ブラディスラフ・レコムチェフ(ロシア20歳)、2位・新田佳浩(日立ソリューションズ34歳)、3位マーク.アレンズ(カナダ24歳)
2月15日スプリント・クラシカル、スタンディングクラスの表彰式。1位ブラディスラフ・レコムチェフ(ロシア20歳)、2位・新田佳浩(日立ソリューションズ34歳)、3位マーク.アレンズ(カナダ24歳)

2月15日「2015 IPC クロスカントリースキー ワールドカップ旭川大会」2日目は、クラシカル・スプリント(1km)が行なわれ、日本からは19人の選手が出場。スプリントは、予選・準決勝・決勝とカテゴリーごとに3レースをおこないながら勝ち上がって行く。座位、視覚障害、スタンディングの3カテゴリーの距離は同じだが、座位のコースは起伏の差が小さくなっている。最速は、男子スタンディングクラスで2分46秒5(ブラディスラフ・レコムチェフ/ロシア)だった。

日本はスタンディングクラス男子・新田佳浩(日立ソリューションズ)と、女子・阿部友里香選手(日立ソリューションズJSC)が2位に入った。

フィニッシュエリアで。優勝したブリタニー・フルダック(カナダ)と2位の阿部友里香(日立ソリューションズJSC)

新田は、「昨日のクラシカル・ミドルでは残念だったが、今日はスプリントで表彰台に立てて嬉しい。雪質の変化があり、ワックスマンとコミュニケーションのなかで、良いワックスが選択できたと思う。また決勝まで進出できなかった選手もコース脇で応援してくれたことが力になり、日本チームで獲得したメダルだと思う」とほっとした表情で話していた。

阿部は、「今日のスプリントは、気持ちを切り替えてレースに挑むことができたが、予選では、焦ってしまい、うまく滑ることができなかった。決勝では最初にスタートしたロシアの選手を追いかけて落ち着いて滑ることができた。ゴール手前で、カナダのブリタニーに追い越されてしまったが、ようやく本来の滑りができるようになってきた」と話した。

シッティングクラスは、久保恒造(日立ソリューションズ)が、出身地・北海道美幌町から100人の応援を引き連れ、大会を盛り上げた。準決勝で破れ、日本人最高の7位。パラ陸上の樋口政幸(バリストライドグループ)が8位、廣道純(プーマジャパン)が9位と続き、健闘した。

男子シッティングクラスのフィニッシュ。久保恒造が3人の選手の後を追う

視覚障害は、アイリク・バイ(ノルウェー)が優勝。日本人の高村和人が、加藤大ガイドとともに決勝へと進出し、3位を争い、会場を盛り上げたが、惜しくも4位となった。

視覚障害クラスで優勝したアイリク・バイ(ノルウェー19歳)とガイドを囲んで写真撮影。セレモニーでアテンドを担当する北海道雨竜高等養護学校の学生ボランティア

大会は明日16日の公式習日をはさんで、残り3日間。終盤にむけて、いよいよ、本格的な国際レースが、ここ旭川で繰り広げられる。

この記事にコメントする

記事の訂正はこちら(メールソフトが開きます)