関連カテゴリ: KOBE 2024 WPA, トラック・フィールド, 兵庫, 国際大会, 夏季競技, 新着, 陸上 — 公開: 2024年5月29日 at 12:48 PM — 更新: 2024年5月29日 at 12:48 PM

地元・兵庫県の新保大和がパリにつながる自己ベストで銅メダル 円盤投F37

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KOBE2024・DAY9、円盤投F37(脳性まひ)は、新保大和が52.13mの自己ベストで3位。「パリでは54mを目指す」と誓った。

神戸2024パラ陸上世界選手権・9日目の5月25日、​​円盤投F46(脳性まひ)の決勝。ウズベキスタンのKudratillokhon MARUFKHUJAEVが54.11mで優勝、新保大和(アシックス)は52.13mで3位となった。

5投目が終わった時点で新保の52.13m(3投目)が暫定1位。最後の6投目で、MARUFKHUJAEVが54.11mを、Edwars Alexander VARELA MEZA(VEN)が52.17mをマークし、新保は3位となった。

投てきする新保大和 写真・中村Manto真人
6投目で自己ベストとなる54.11mの投てきを行い金メダルを獲得したKudratillokhon MARUFKHUJAEV(UZB)は砲丸投F37でも金メダルを獲得し2冠を制した 写真・中村Manto真人
銀メダルを獲得したEdwars Alexander VARELA MEZA(VEN) 写真・中村Manto真人
円盤投F46表彰式。1位、 Edwars Alexander VARELA MEZA(UZB)、2位、Kudratillokhon MARUFKHUJAEV(VEN)、3位、新保大和  写真・秋冨哲生

新保は「52mを目標としていた。2投目でいい方向に少し修正ができ、3投目の自己ベストに繋がった。風に助けられた感じの投げにはなった。 6投目は少しやりたいことができた感じがしたが、2投目と同じ風が吹いていれば、伸びたような気がする。1位から3位までせっていた中で、自分が逆転することもできた。そこで自分の弱さが見えた。残り50cmをひっくり返す気持ちと実力が必要だった」と口にした。

昨年パリでの世界選手権4位でパラリンピック出場を決めた新保。表彰台を争った2選手は昨年のパリでは勝ち、さらに今回は出場していない強豪もパリでは待っている。「自分は大きい大会に強いタイプ。大きい大会の方がベストは出る体質かなと思います」と新保。パリでは54m台の記録を出し、新たなメダルを神戸に持ち帰ってきて欲しい。

(編集)佐々木延江

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