関連カテゴリ: KOBE 2024 WPA, WPA, トラック・フィールド, 兵庫, 夏季競技, 新着, 車いす, 陸上 — 公開: 2024年5月26日 at 1:08 AM — 更新: 2024年5月26日 at 1:32 AM

800m T34も”ハリケーン”ハナが5連勝。16歳の新星中国のLAN Hanyuは100mについで銀メダルを獲得!

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KOBE2024 大会8日目。女子800m T34は英国のハナ・クックロフトが大会新で優勝した。2位にLAN Hanyu、3位には同じくLIU Panpanと中国の2人の若手が占めた。

表彰台の3人。左からLAN(銀)、コックロフト(金)、LIU(銅)写真・秋冨哲生

 神戸2024パラ陸上世界選手権・8日目 5/24。女子800m T34(脳性まひ/車いす)は英国の”ハリケーン”ハナ・コックロフトが、自身の大会記録(ドバイ2019で樹立)を5.52上回る1:52.79で世界選手権5連勝を決めた。2位には中国のLAN Hanyuが自身のアジア記録を更新して2:04.99で100mに続き銀メダルを獲得した。3位は同じく中国のLIU Panpan。日本の小野寺萌恵は5位、吉田彩乃は7位、北浦春香は8位だった。

後続を大きく離して最終ラップに入るハナ・コックロフト 写真・中村 Manto 真人

 中国の16歳、世界選手権初出場のLANは「相手(コックロフト)が強いのは分かっているので、2位を死守する走りを考えた。パフォーマンスには満足している」と語り、アジア新について「すごい」と喜んだ。

左からLIU(銅)、一つ飛んでLAN(銀)写真・中村 Manto 真人

 11歳の時に学校の先生の勧めで陸上を始めた彼女、100m、800mでの銀メダルには「ともかく嬉しい、本当に嬉しい」と少しはにかみながら答えた。週に5度、1回4時間ほどの練習は「大好き」と答えた彼女。パリへは「今と同じか、さらによいタイムを。そして、もう少しリラックスして、もう少し弾けたい」と期待を語った。
 今回は、絶対的女王、イギリスのハナ・コックロフトに11.8と大きな差をつけられたが、「次のレベル、金メダルが取れるレベルを目指す」というLAN。パリでの飛躍に注目したい。

筆者のインタビューに答えるLAN 写真・中村 Manto 真人

(編集・佐々木延江)

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