関連カテゴリ: KOBE 2024 WPA, トラック・フィールド, リモート取材, 兵庫, 国際大会, 夏季競技, 陸上 — 公開: 2024年5月24日 at 8:41 PM — 更新: 2024年5月26日 at 6:08 PM

218cmの体格を活かした投げでカナダのGreg STEWARTが銀 砲丸投F46

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KOBE2024・DAY6、男子砲丸投F46は、Greg STEWARTが16.14mで銀メダルを獲得した。218cmの長身から繰り出される砲丸は圧倒的な迫力で観客を魅了した。

神戸2024パラ陸上世界選手権・6日目の5月22日、男子砲丸投F46(上肢障害)の決勝。背が高い選手が多い中でも際立って目立っていたのがGreg STEWART(CAN)。東京パラリンピックで金メダルを取った後、一時期競技から離れたがパリパラリンピックに向けて再始動した彼に注目した。

必死の形相で砲丸を投げるGreg STEWART 写真・秋冨哲生
銀メダルを決め、観客に手を振って応えるGreg STEWART 写真・秋冨哲生

決勝は予選を突破した8人で争われた。5投目が終わった時点で3位につけたSTEWARTは、最終投てき者として6投目を迎えた。記録は16.14mでLuca BAKOVIC(CRO)の記録を上回り逆転で銀メダルを獲得。パリパラリンピックへの切符を手にした。

ミックスでインタビューに答えるGreg STEWART 写真・秋冨哲生

「このクラスに選手が14人もいることが信じられない。試合は最終投てき6投目で決まった。引退して復帰した後での世界2位に、今はとても感謝している。僕は、このクラスを発展させる手助けをしてきた。パリに出場してタイトルを守りたいし、ベストを尽くしてロス2028も目指したい。何歳になってもできるんだ、ということを証明するために」とパリを超えてさらなる未来への希望を語った。

最終投てきで自身のアジア記録を破る16.30mを投げ、世界選手権2連勝で優勝したSachin Sarjerao KHILARI(IND) 写真・田中勝吾
表彰式にて。左から Greg STEWART(銀)、Sachin Sarjerao KHILARI(金)、Luca BAKOVIC(銅) 写真・秋冨哲生

(校正・地主光太郎)

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