10月26日、杭州アジアパラ競技大会、車いすフェンシングの男子フルーレ団体戦が行われ、日本は3位決定戦でタイに45-36で勝ち銅メダルを獲得した。
日本からは、藤田道宣(埼玉県・GO)、安直樹(東京都・東京地下鉄)、加納慎太郎(東京都・LINEヤフー)、角田成(東京都・電通デジタル)が出場。クォーターファイナルで台湾を45-12で制し、セミファイナルでイラクと戦った。イラクは世界選手権で中国に勝ち優勝したチームで日本は格上の相手に25-25の同点まで追いついたが、戦術に優れたイラクに再び引き離され33-45で試合を終えた。
試合を終えた日本代表チームの藤田は、つぎのように話していた。
「個々の技術は向こうの方が上。そこに相手はしっかり練習していてパワーと技術力はあがっているなと思いました。その日の個々の調子もあるので、チームの雰囲気作りとか、相手のほうが勝つための準備、そこが相手のほうが上回った。団体戦はチーム戦なので個人戦とはそこが違う。そういうところもつぎにつながる試合になったと思います」
(編集協力・そうとめよしえ)