7月2日、「三井不動産 2023 ワールド車いすラグビー アジア・オセアニア チャンピオンシップ」で日本が優勝、パリパラリンピック出場権を獲得した。
東京体育館で行われた決勝戦。日本は第1ピリオドで3回のスチール、16−12とリードを奪う。残りのピリオドでもリードを着実に広げ、格上のオーストラリアに55-44で勝利した。
そして、この試合が日本代表にとってケビン・オアーヘッド・コーチによる最後の試合となった。ケビンは、2018年の世界選手権金メダルを含む最強の日本チームを育み、コロナ禍の東京パラリンピックをともに戦った。
パリパラリンピック車いすラグビーは、2024年8月29日から9月2日の日程で、パリ市内シャン・ド・マルス・アリーナで開催される。
(写真取材・秋冨哲生、校正・久下真以子、佐々木延江)