関連カテゴリ: インフォメーション, 東京パラムーブメント — 公開: 2022年2月18日 at 11:59 PM — 更新: 2022年3月24日 at 7:39 PM

PARAPHOTO 2022 北京冬季取材について

2022.FEB.14 Ver.4

背景

北京パラリンピックを前に開催されたオリンピックでは、人権や平和への政治的対⽴、ドーピング違反問題など多くの課題が確認された。これらは開催国・中国だけではなく、主催団体、各国の競技団体がスポーツを価値あるものに育てていく上で全ての⼈々の課題でもある。
依然としたコロナ対策下で、多くの選⼿、⽀える⼈々がパラを⽬指し現実と挑戦に向き合っている。北京でのパラリンピックは、スポーツの新たな価値への切り札であり、障害のある選⼿、⽀える⼈々が取り組み、ようやく花開いてきた「夜明け」の⽂化であるといえる。パラリンピックムーブメントは、平昌、東京大会を経て、わたしたちアジア人にスポーツによる障害のある⼈への関⼼を確実に高めてきた。北京大会ではパラリンピック取材の機会に巡り会えたことに感謝して取材に臨みたい。

発信の方向性

・純粋にスポーツに取り組む世界の選⼿、⽀える⼈の中にスポーツそのものの価値を⾒つけ、魅⼒を伝える。
・世界各地には常に国籍や⼈種、性別、障害など、異なる⼈々が暮らすことを想定。東京パラリンピックで打ち出されたWe The15をうけ、⼥性、重度障害者のスポーツの普及などを念頭に政治上の東⻄戦争を加速させないための発信ができたらと考える。

取材先:BOCOG北京2022冬季パラリンピック組織委員会
期間:3⽉4⽇(開会式)〜14⽇(閉会式)
※現地ベースキャンプ:2月26日〜3月15日(北京・張家口)
配信媒体:パラフォトWEBサイト(このサイト)、東京MX/堀潤モーニングFLAG、パラフォトLIVE (YouTube)ほか、調整中。

コラボ取材班

平昌(2018)、東京(2021)のパラリンピック現地取材を引き続いて行ってきたメンバーが2022北京大会取材を計画。コロナ対策下での取材発信を呼びかけ、呼びかけに応じた明治大学スポーツ新聞部の有志の記者をメインに巻き込み、パラスポーツをめぐるさまざまな経験や思いのある人々で取材班を結成した。
3名の現地取材者とリモートによる記者・編集者とのコラボによるメディア・ボランティアチームとして、東京大会後も継続した注目により、地域社会へのパラスポーツの浸透を目指している。

※現在もパラスポーツ・ファンの視点や経験を生かしてくださる方を募集しています。ご希望いただける方は取材班連絡用のフォームにてご連絡ください。

1、現地取材班

中村真人(EP/撮影) 
フォトグラファ、ビデオグラファ(スポーツ、自然)、アスリート(トライアスロン、自転車、サッカー)。バンクーバー在住。パラフォト東京取材班ではカメラマンチームのリーダー。

久下真以子(E/ミックスゾーン/Live配信)
ジャーナリスト、アナウンサー(パラスポーツ全般、野球、高校サッカー)。東京在住。日本一パラを語れるアナを目指し、2018年アジアパラ競技大会(ジャカルタ)から国際的なパラスポーツの取材に専念する。昨年、車いすラグビー銀メダリスト羽賀理之と結婚、公私共にパラスポーツを支援。

佐々木延江(E/取材班責任者)
ジャーナリスト(パラスポーツ、パラムーブメント)、パラスポーツを伝えるファンのメディア「パラフォト」(特定非営利活動法人国際障害者スポーツ写真連絡協議会)代表。横浜在住。2000年シドニー大会から夏・冬のパラリンピック有志の取材チーム企画。パラスポーツの街づくりを願うイベント主催。

2、リモート取材・編集チーム

ノルディック
出口千乃、堀之内萌乃、豊澤風香、渡辺悠志郎、ジン・セウン、覺前日向子、萩原彩水

アルペン/スノーボード
地主光太郎(メイン記者 スノーボード、義足の選手/東京パラ語学ボランティア経験者)
 
パラアイスホッケー
山本恵理(女子カナダ代表経験者、現役パラパワーリフター)
堀之内萌乃、新谷歩美、宮本果林、萩原彩水、ジン・セウン、渡辺悠志郎

車いすカーリング
田中勝吾(メイン記者 ホッケーカメラマン)

セレモニー(=オンライン観戦会)
船本由佳(Live鑑賞会MC 東京パラ/コメンタリーガイド執筆・朗読経験者)
 

3、編集チーム、アドバイザー

今野征大(クロカン、パラスポーツ全般、旭川)
丸山裕理(クロカン、ホッケー、平昌、東京パラ現地記者)
荒川淳子(パラアイスホッケー ソルトレーク、トリノ現地記者)
地主光太郎(スノーボード、英語 東京パラ通訳経験者)
Min WU(中国語 ベルリンパラ陸上通訳サポート経験者)
宋貞姫(韓国語 平昌パラ通訳経験者)
望月芳子(フェスピック2006現地記者、北京2008、東京2020 リモート記者経験者)
新部遥希(リサーチ アジアパラ現地記者経験者)
榎村真弓(アドバイザー/オリパラドーピングスタッフ、ロンドンパラ現地記者)
野島弘(チェアスキー・パラリンピアン)
江原顕(社会福祉士)

写真提供
中村真人(現地カメラマン)
内田和稔(国内取材)
山下元気(リオ、平昌、アジアパラ大会、アジアユースパラ大会他)

WEB担・総務
森田和彦(パラフォト事務局)
秋冨哲生(CLO補佐 東京大会カメラマン)
能津和雄(宿泊・移動サポート ロンドン大会現地記者)

<PARAPHOTO アジア地域パラ大会取材実績>

2002年 知的障害サッカーWC(横浜・神奈川/5名)
2003年 フェスピック釜山大会(5名)
2006年 フェスピッククアラルンプール大会(3名)
2007年 スペシャルオリンピック冬季長野大会(2名)
2008年 北京パラリンピック(20名)
2009年 アジアユースパラゲームズ東京(6名)
2010年 電動車椅子サッカー世界選手権(東京/8名)
2010年 アジアパラ競技大会(広州/3名)
2012年〜 世界トライアスロンシリーズ横浜・パラトライアスロン(5〜15名)
2013年 アジアユースパラゲームズ(クアラルンプール/2名)
2014年 アジアパラ競技大会(仁川/1名)
2015年 旭川IPCクロスカントリースキーWC(1名)
2017年 アジアユースパラゲームズ(ドバイ/2名)
2018年 平昌冬季パラリンピック(8名)
2018年 アジアパラ競技大会(ジャカルタ/4名)
2019年 IPCパラ陸上世界選手権(ドバイ/3名)
2021年 東京2020パラリンピック(現地9名、リモート3名)
2022年 北京冬季パラリンピック(現地3名、リモート10名~)

お問合せ

Paraphoto2022北京取材班連絡
リモート取材参加者
その他のご連絡

この記事にコメントする

記事の訂正はこちら(メールソフトが開きます)