関連カテゴリ: サッカー, ブラインドサッカー, ブラインドスポーツ, 観戦レポート — 公開: 2022年1月26日 at 3:06 AM — 更新: 2024年9月17日 at 11:20 PM

free bird mejirodaiが初優勝 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー 日本選手権

優勝インタビュー 園部優月

優勝インタビューに答えるfree bird mejirodai園部優月
優勝インタビューに答えるfree bird mejirodai園部優月(右) 写真 秋冨哲生

Q:初優勝いかがですか?
A:本当に心の底から嬉しいです。ありがとうございます。

Q:4得点決めるたびに選手の皆さん喜ばれていましたが?
A:一つ一つのシュートでチームが盛り上がっていったので全員で喜ぶことができて本当に嬉しかったです。

Q:全員で喜んだ結果が優勝につながったということですか?
A:はい、やっぱり全員でボールを繋いで一点一点取ることができたので、本当にこれが一点一点がつながったと感じています。

Q:去年は準優勝で優勝しないと意味がないと言われていましたが、いざ優勝してみて今どんな気持ちをお持ちですか?
A:今まで一回一回の練習で試合をイメージして、全員でボールをつないでゴールを決めるっていうところを意識して練習してきて本当に良かったと思っています。

Q:ファンの皆さんにメッセージを
A:本当にみなさんの応援のおかげで優勝できたと思っています。これからの大会も優勝できるように今回の良いイメージを持った状態でレベルを上げていろんな大会で優勝できるように頑張っていきたいと思っています。本当に応援ありがとうございました。また応援よろしくお願いします。

MVP 鳥居健人・ベストGK賞 泉健也 インタビュー

Q:初優勝の感想を
A鳥居:ちょうど6年目のチームで、最初から本当に日本一、優勝を目指すっていうことをずっと目標にしながらこれまで戦ってきて、去年前回大会準優勝という形で結果としては全国2位ではあったんですけれども、その2位というのは負けて得た結果でしたし、非常に悔しい負け方をしました。そこからまた気合いを入れなおしてチームとして一丸となってこれまで戦ってきて、ようやくその結果を今回の今日の舞台で発揮することができて、優勝という形で終えられたのは純粋にすごく嬉しい気持ちです。

A泉:チームとして今年最初の大会を優勝で飾ろう、一年を優勝という形でスタートしようということを合言葉にチーム一丸となって、なかなかコロナの関係でトレーニングが思うようにできませんでしたが、時間を合わせて練習に集まって自主的に喋りながらどういう風にサッカーをしていくかっていうのを選手同士で合わせていった結果が今日の4−0という結果に結びついたかなぁと思っています。前回大会は自分もゴールキーパーとして出場しながら7失点をしてしまい、非常に悔しい経験がもうずーっとここまで続いていましたので、ようやくここで一つその悔しさというものを断ち切ることができたのかなという風に感じでいます。ただあの経験はないことにはならないので、今後もそれを忘れずに心に留めながら、また次回の大会に挑んでいけたらなと思っています。

Q:”4人で守って4人で攻める”をモットーとした今回の試合のゲームプランやこれまでの練習方法について教えてください。
A鳥居:チームとしてトータルフットボール、”4人で守って4人で攻める”というところはずっと掲げていて、そこにGK泉が加わり一丸となってやっていくところは、ずっと言葉で刷り込んでいて、練習も”4人で守って4人で攻める”ためには個人個人の技術が当然必要になってくるので、個人練習もそれぞれでしっかりやっていました。なかなか集まるのが厳しい中でオンラインで話し合ったりとか、集まれるときにはしっかりそれを体で表現して確認をしあったりとか、そうやって練習場所あるいはそれ以外の場所でもチーム全体で、試合以外のところでもしっかり連携を取りながらやってこられたのがよかったのかなって思ってます。

Q:Set diamond! Set diamond!の意図を教えてください。
A泉:鳥居が言っていたように連携の部分っていうのはチームとしてすごい意識はしていて、試合中フィールドの選手は相手選手も把握しなくちゃいけないし、ボールの音も把握しなければならない、センターガイドやガイドや私の声も聞かなけれなならないという中で、試合展開が早い中で、どうすればいち早く選手が理解できるかどうか、どこに頂点をおいてチームでトレーニングをしていて、選手同士でダイヤモンドの時に誰が一番前にいるのか?誰が帰陣して帰ってくるのかっていうのを普段の練習や試合のところから重点的に取り組んでいますので、ただ疲労で脳がなかなか働いていなくても、そのワードを聞くだけで選手は自主的に帰ってきてくれるので、そこはやはりチームとしては重点的にトレーニングをしてきたところかなぁって思ってます。

フィールドプレイヤーに的確な指示を送り続けたGK泉健也
フィールドプレイヤーに的確な指示を送り続けたGK泉健也 写真 秋冨哲生

Q:ゴールシーンを振り返ってどうか?
A鳥居:やっぱり得点が欲しいっていうのは僕だけじゃなく全員が思っていて、4人が4人とも点数を取るっていうところは可能性も十分ありますし、技術も持っているので、多分他のメンバーも自分が先にって思ってたと思うんですけど、それと同じように僕自身も思っていて、まぁ結果的にたまたま僕が得点をすることができたっていうのはあると思うんです。ただやっぱり他のメンバーもそうだと思いますけれど僕自身自分が取るんだっていう思いを持ってましたし、それが結果として表現できたのかなという風に思ってます。

Q:さらに上を目指してどういうサッカーをやりたいか?
A鳥居:今回優勝することができましたが、本当にこれからっていうところがすごく難しいところだと思っていて、恐らくこの後チームで試合の振り返り、今後のミーティングをすると思うんですけど、そこでまた、ここをスタートラインとして、じゃ次はどこを目指していくのか?当然今度は追われる立場になり非常に厳しい戦いが待っているということに変わりはないので、ここで満足するっていうことは絶対してはいけません。チームとして強くなっていく必要がまたさらにありますし、そう言ったところで向上心を持って、今後もやっていかなければならないので、この優勝まずは喜びますけれども、一旦その後でしっかり引き締めて、また次に向けてチーム全体で目指していきたいなって思ってます。

A泉:追われる立場になるっていうところは、キーポイントになるかなあと思うのですが、そこをあえて我々はチャレンジャー精神を捨てずに、今日の試合も結果は勝利という形にはつながりましたが、まだまだやはりすり合わせていかなければいけないシーン、完成度を上げていかなければいけないシーンも多々ありましたので、そこは選手同士でしっかりフィードバックを行なって改善していけたらという風に考えています。個人的にはやはりキーパーが全く仕事をせずに勝つことができるのが一番選手にとってもいいのかなと思いますので、そう言った部分でコーチングの部分極めていきたいし、チームとしても守備のところ攻撃のところ全員にしっかり共有を行なって勝てるチームに成長していけたらなって思ってます。

→つぎの頁で3位決定戦とコルジャ仙台監督インタビュー

1 2 3

この記事にコメントする

記事の訂正はこちら(メールソフトが開きます)