関連カテゴリ: Tokyo 2020, 国際大会, 夏季競技, 日本選手権, 東京, 東京パラムーブメント, 知り知らせる, 記者会見, 車いすラグビー, 重度障害 — 公開: 2021年9月14日 at 12:04 PM — 更新: 2022年3月10日 at 9:57 AM

車いすラグビー銅メダルの主将・池透暢、所属企業から報奨金!「追いかけたいと思われる選手になりたい」

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東京パラリンピックで2大会連続の銅メダルを獲得した、車いすラグビー日本代表のキャプテン・池透暢(Freedom/3.0)が所属先の日興アセットマネジメントから報奨金を授与されることになり、9月14日、授与式が行われた。

授与式はオンラインで公開された。
最初に日興アセットマネジメントの佐谷戸淳一社長から祝福の言葉が贈られると、報奨金の目録が手渡された。
続いて、花束の贈呈が行われた。

報奨金の目録を贈呈された池透暢(左)と日興アセットマネジメントの佐谷戸淳一社長(右) 写真提供・日興アセットマネジメント株式会社

池透暢は「アスリートとしての評価を形にしてもらったことに感謝している。銅メダルの悔しさは消えないが、この思いを糧に今後に活かしていくことが重要だ。東京パラリンピックでは想像を超える応援が届いて、機運が高まっていたことを肌で感じたし、自分たちのやってきたことの意味が伝わったことを誇りに感じている。皆さんに心よりお礼を申し上げたい」と話した。

また、今後の競技人生については、「今すぐ動き出すというよりは、今しか感じられない感情に向き合ってゆっくりと進んでいきたい。たくさんの応援してくださる方や注目してくださる方に”追いかけたい”と思われるような選手になりたい」と言及した。

東京パラリンピックで日本中を沸かせた池 写真・秋冨哲生

報奨金の使い道については、「ケビン(HC)が来週の育成合宿のためにまだ日本に残っている。ケビンの好きなバス釣りに一緒に行って、喜びをかみしめたい。いろんなことを振り返って話せたら」と思いを馳せていた。

日本を銅メダルに導いたケビン・オアーHC 写真・秋冨哲生

国内での試合は来月から始まり、多くの選手たちはすでに練習を始動している。大会日程は以下の通り。
・10月9日(土)~10日(日)
日本選手権予選リーグ(高知県立障害者スポーツセンター)
・10月30日(土)~31日(日)
日本選手権予選リーグ(埼玉県障害者交流センター)
・11月6日(土)~7日(日)
日本選手権予選リーグ(日本財団パラアリーナ)
・11月28日(日)
渋谷区長杯(日本財団パラアリーナ)
・2月4日(金)~6日(日)
日本選手権大会(千葉ポートアリーナ)

(写真協力=秋冨哲生 校正=佐々木延江)

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