9月2日17時。東京アクアティクスセンターはパラリンピック競泳9日目を迎え、日本の鈴木孝幸と山田美幸が銀メダルを獲得した。
男子50m自由形S4は予選を38秒25で1位で通過した鈴木孝幸が、イスラエルのアミ オマル・ダダオンと競り合い接戦の末2位、銀メダルを獲得した。鈴木は出場5種目で金メダル1を含む5個のメダルを獲得した。
山田美幸は女子50m背泳ぎ(S2)に出場。シンガポールのライバル、ピン シゥ・イプを追い詰めたが後半で追いきれず2位、2個目の銀メダルを獲得した。
女子100m背泳ぎ(S14)予選8位で決勝に進んだ福井香澄は7位。パラリンピック初出場のレースを終えた。
大会は終盤をむかえている。選手席の背後にあるブレストリビューンにはすっかり応援の使命を抱く記者も少なくない。自国の選手が選手が登場すると立ち上がり、大きく手拍子で迎えレースが終わるまで見守っていた。残すところあと1日となった。
(校正 望月芳子)