関連カテゴリ: Tokyo 2020, デイレポート, トラック・フィールド, フォトギャラリー, 国際大会, 夏季競技, 陸上 — 公開: 2021年8月29日 at 8:46 AM — 更新: 2021年8月30日 at 7:12 PM

男子5000mT54はフグが優勝! 山本はアジア新達成するも4位

知り・知らせるポイントを100文字で

投稿はこちら(メールソフトが開きます)

 東京パラリンピックの陸上競技、男子走り幅跳び(T63)が28日、オリンピックスタジアムで行われ、両足義足のヌタンド・マラング(南アフリカ)が世界記録を更新する7m17で優勝。同クラスに出場した山本篤(新日本住設)は、自らの日本記録を更新し、アジア新記録の6m75で、4位に入賞。初出場の小須田潤太(オープンハウス)は7位で跳躍を終えた。

世界記録を更新する驚異の7m17の跳躍を見せたヌタンド・マラング(南アフリカ) 写真・中村Manto真人
アジア記録を更新する6m75の跳躍を見せた山本篤(新日本住設) 写真・中村Manto真人
初出場の小須田潤太(オープンハウス)。「こんなに楽しいゲームはなかった」と大会を楽しんだ 写真・中村Manto真人

 山本は「多くの人がテレビの前で見てくれていると信じてジャンプした。メダルがないのは悔しいが、自己ベストを更新して“最高のジャンプをする”という目標は達成できたのかな」と、晴れやかな表情を見せた。

 女子400m(T47)決勝は、辻沙絵(日本体育大)が58秒98で5位に入賞。2大会連続のメダル獲得はならなかった。「5年間、うまくいかないこともあったが、応援してくださる皆さんのおかげでこの舞台に立てた。一生に一度、あるかないかのこの大会で、今の力は120%出せたと思う」と、涙を浮かべた。

写真左から2番目・女子400m(T 47)決勝に出場した辻沙絵(日本体育大) 写真・中村Manto真人

 大激戦となった男子5000mレース(T54)は、マルセル・フグ(スイス)が優勝。若手選手が台頭するT54クラスで、ベテランの粘り強さを見せた。日本人の樋口政幸(プーマジャパン)は8位だった。「予選から厳しいレースになると覚悟していたので、トップが見える位置でゴールできたのは良かった。2大会連続の入賞、満足しています」と、レースを振り返った。

写真中央・レースを競り合う樋口政幸(プーマジャパン) 写真・中村Manto真人
大激戦を制したマルセル・フグ(スイス) 写真・中村Manto真人
メダルセレモニー 写真・中村Manto真人

この記事にコメントする

記事の訂正はこちら(メールソフトが開きます)