新型コロナウイルス感染症が猛庵ふるうなか、IOCは3月17日に開いた理事会で(東京オリンピック・パラリンピックを)「完全な形」で開催するよう準備を進めていく考えを発表したが、相次ぐ世界の批判を受け、わずか5日で「延期」を含めた4週間の検討期間に入った。
欧米のトップアスリート、競技団体が声をあげる。そして、3月22日、車いすラグビーの日本のパラリンピアン、三阪洋行が呼びかけ、一繋がりの映像を発信した。
「Power of Sports~乗り越えよう、スポーツの力で」と題して、元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗と共に、パラアスリートたちに呼びかけた。
「新型コロナウイルスの影響でスポーツ界も大きな困難と立ち向かっています。
こんな時だからこそ、スポーツの力を、可能性を信じて、みんなが今出来ることを一つ一つやって行こう!」と、メッセージを募った。
映像を制作した三阪は「これからも、パラアスリートに限らず、様々なスポーツのアスリート、関係者にもシェアやメッセージを繋いでいきたい」と、想いを話してくれた。スポーツへの想いを込めたメッセージ映像を、現在進行形で募っている。
「Power of Sports~乗り越えよう、スポーツの力で」第一弾 参加者
三阪洋行(車いすラグビー)
廣瀬俊朗(ラグビー)
根木慎志(車いすバスケット)
庄子健(車いすラグビー)
瀬立モニカ(パラカヌー)
鈴木徹(パラ陸上・走高跳び)
岩渕幸洋(パラ卓球)
三浦浩(パラパワーリフティング)
太田渉子(パラテコンドー)
花岡伸和(パラ陸上・車いすマラソン)