ブリスベン(オーストラリア)で10月12日に開幕するINAS Global Games Brisubane 2019(ブリスベン2019INASグローバルゲームズ)に参加する横浜市内在住の選手・コーチを招いた激励会が10月4日午前に横浜市庁舎で行われ、水泳、バスケットボール、フットサルの選手4名、コーチ3名が出席。荒木田百合副市長が激励した。
パラリンピックにつながる知的障害のある選手の大会・ブリスベン2019INASグローバルゲームズには、日本から91名(選手:57名、役員・コーチ・スタッフ:34名)が参加する。競技は、陸上・バスケットボール・自転車・フットサル・ボート・水泳・卓球・テコンドー・テニス・クリケットの10競技。日本代表は、陸上・バスケットボール(女子)・フットサル・水泳・卓球の5競技に出場する。
バスケットボール女子の佐川美奈(横浜メイジャーズ)は、2000年シドニーパラリンピックに日本団表選手を送り出した名門クラブに所属。週2回、中区本牧小学校で練習している。
競泳は横浜市職員でもある林田泰河(宮前ドルフィン)。今年3月のパラ水泳世界選手権の日本代表では派遣標準記録には及ばず落選したが、東京パラリンピック出場のMQS(=参加標準記録)を切っていた。
「世界選手権へは行けながったが、その悔しさをバネにして200m個人メドレーや50、100m平泳ぎなど5種目で良い泳ぎをしたい」と話していた。林田は、パラリンピック知的水泳のレベルの高さを感じつつマイペースな選手活動を続けている。
フットサルは小林勇樹コーチが出席。現役ゴレイロ(=GK)の小林は、日本代表チームにゴレイロ コーチとして帯同。所属するフットサルチームCAMISA(カミーザ)で日本代表監督木村純一とともに、キャプテン・野崎将智(GK・CAMISA)、岡本一希 (GK・アイディス大阪)の指導を行い実質的な知的障害フットサルジャパンの心臓部を強化してきた。
「日頃から自分と同じチームで練習している野崎。そして岡本は世界に通用するゴレイロに思います。彼らを中心に点を取らせず、強い精神面でリードして優勝したいと思っています」と意気込みを語っていた。
市内在住の選手・コーチ 合計8名
<バスケットボール・女子>
佐川 美奈(さがわ みな)選手
ー松 倫子(いちまつ みちこ)コーチ
<水泳>
林田 泰河(はやしだ たいが)選手
木下 萌実(きのした もえみ)選手
中邦夫(なか くにお)コーチ
<フットサル>
小林 勇樹(こばやし ゆうき)コーチ
<卓球>
加藤耕也(かとう こうや)選手
加藤智也(かとう ともや)コーチ