大会3日目にして、日本選手団待望の金メダル!
ロンドンで開催されている「London 2019 World Para Swimming Allianz Championships(パラ水泳世界選手権)」は3日目、18歳の山口尚秀(ジーアップ)が男子100m平泳ぎ・知的障害クラスに出場。
世界記録を0秒33上回る1分4秒95をマークし、東京パラリンピック内定を決めた。
この種目、世界ランク3位の山口。予選では、世界記録保持者だったクイン・スコット(イギリス)と0秒08差の1分5秒46(自己ベスト)で予選2位通過。
「決勝では世界記録を出して優勝したい」と話すと、決勝では185cmの長身を生かした大きなストロークで前半から他の選手を大きく引き離し、有言実行の金メダルとなった。
レース後「世界一になるには、世界一の練習をしなければいけない。障害があっても地道な努力があれば可能性が広がることを証明したかった。東京パラリンピックでは上位を狙っていきたい」と笑顔をにじませた。
(校正・佐々木延江)