関連カテゴリ: AsianParaGames, JAKARTA 2018, インタビュー, パワーリフティング, 取材者の視点, 夏季競技 — 公開: 2018年10月13日 at 1:53 PM — 更新: 2018年10月15日 at 2:05 PM

相手は関係ない。自分はやるべきことをやるだけ ~アジアパラ競技大会・パワーリフティング~

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男子97Kg級、馬島誠が自己ベスト更新で7位

10月12日、パワーリフティング97Kg級に馬島誠が出場した。結果は、155kgで7位であった。

イランのSOLHI POURAVANJI SEYED HAMEDは、記録を誕生させた。234kgを挙げアジアレコード・ゲームレコードを更新し、金メダルを獲得した。

馬島誠が記録を更新
馬島誠が記録を更新

馬島誠にインタビューを行った。

ーー今大会を振り返ってーー

「気持ちよく競技ができた。重量級なので、いつも最終日のため体重管理や疲労回復などの調整が難しい。今回はベストでできた。本当は160を挙げたかった。国際大会で僕自身があげた記録は145kgまでだった。最初に1kgしか変わらないが146kgを挙げることができたことで気持ちよく試合に入れた。次は155kgにした。これはアジア大会標準レベルで、これもしっかりとクリアーすることができた。160kgは世界選手権の標準記録であるがもう見えている。次につながるいい挑戦と試技ができたので満足している」

ーー9月に行われた「北九州2018ワールドパラパワーリフティング アジア-オセアニアオープン選手権大会」を踏まえてーー

「北九州の大会が終了後、山本コーチと半月、毎日動画やトレーニングをチェックしてその成果が今回出た。山本さんに重量を任せた。半月一緒に行ってきたことで意思疎通ができていた。そのため僕は、準備されているものを上げるだけだった」
とコーチに感謝を表した。

馬島誠(中央)と山本コーチ(左)
馬島誠(中央)と山本コーチ(左)

ーー大会へ参加できたことに関してーー

「今回、俺みたいなレベルの選手がこのような大会に参加でき嬉しかった。いい経験ができた」
と笑顔で語った。

ーー今後の目標は?--

「2020の東京パラリンピックに出る事。その為に2月の全日本大会で160kgを挙げる。その一週間後に、ドバイ(第10回ワールドカップドバイ)でパラリンピックの標準記録の165kgを挙げる。来年の世界選手権でパラランキングを上げ2020年東京パラリンッピックへ。もうすでに道すじがある。相手は気にせずに、自分ができることを一つ一つこなしていくことで道が開ける」
と力強く宣言してくれた。

現地の方と一緒に写真撮影
現地の方と一緒に写真撮影

(編集・校正 望月芳子)

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