世界中がFIFAワールドカップで盛り上がっているなか、8月にウェーデンで開催されるもう一つのサッカーのワールドカップがある。
「2018INAS(国際知的障害者スポーツ連盟)サッカーワールドカップ・スウェーデン大会」に出場する、知的障がい者サッカー日本代表チームが、今年3回目になる合宿を栃木県さくら市で行った。6月15日〜17日の3日間、全国から選手19名・スタッフ8名が集まった。
合宿2日目の6月16日、天気は台風の影響もあり曇り。午前中はさくら市鬼怒川運動公園で、栃木SCユースとのトレーニングマッチ。午後はさくらスタジアムでの公式行事とトレーニングが行われた。
3年前に小澤前監督から代表チームを受け継いだ西眞一代表監督は、ワールドカップでのファイナリスト入り(上位4ヵ国による決勝トーナメント進出)を目指してのチーム作りを行ってきた。
今までの合宿では、守備を中心にトレーニングをしていたが、今回は「チーム作りですね。いろいろな確認をして戦い方を共有しながら、それをゲームを通じてチャレンジをしていくところです。守備から攻撃に入って今崩しのところを中心にやっていこうかなと」と話し、より戦えるチームにしていこうとしていた。