6月15日、リッチモンド(カナダ・ブリティッシュコロンビア州)でのカナダカップ(=Canada Cup International Wheelchair Rugby Tournament )」は2日目。日本はこの日、世界2位のアメリカ、3位のカナダと対戦した。
昨日のオーストラリア戦に引き続き、リオパラリンピック2位の強豪アメリカを相手に日本は接戦を繰り広げたすえ、残り1秒でアメリカのエース・チャック・アオキのトライが決まり、50ー51と惜しくも敗れた。日本との試合について、チャックは
「信じられない展開になった。日本とはいい試合ができた!」と、試合後に話していた。
カナダ戦を前に、ケビン・オアー日本代表ヘッドコーチは次のように話していた。
「昨日、世界チャンピオンのオーストラリアに勝利し、アメリカには負けたが、チームはこの2つの試合で非常に多くを学び、成長できたと思う。2020に優勝できるチームに成長できるよう、戦術を試して行きたい。勝つための試合をする必要がある」
2試合目はホームチーム・カナダと日本が対戦。両チームともに昨日から2試合をこなし、1勝1敗の日本と2勝のカナダの試合は、僅かな点差で前半から日本がリード。後半カナダはタイムアウトをとりながら体制の立て直しを図ったが、池、池崎のハードなドリブル、島川への的確なパスを決めるなど点差を開き、53−45で日本がカナダに快勝した。
<2日目の試合結果>
CAN vs DNK 58 — 51
USA vs AUS 54 — 51
DNK vs SWE 50 — 48
USA vs JPN 53 — 45
AUS vs SWE 71 — 42
CAN vs JPN 53 — 45
フォトギャラリー(Facebook)
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大会公式サイト
https://www.canadacupwcrugby.com
(編集・佐々木延江)