6月14日、ウィルチェアーラグビーでパラリンピック、世界選手権に次ぐ大会と位置づけられている「カナダカップ(=Canada Cup International Wheelchair Rugby Tournament )」が、リッチモンド(カナダ・ブリティッシュコロンビア州)で開幕した。主催はBC州ウィルチェアーラグビー協会で、2004年から2年に1度開催されている。
ウィルチェアーラグビーの強豪国が集まるこの大会は、8月にシドニー(オーストラリア)で開催されるIWRFウィルチェアーラグビー世界選手権への前哨戦にもなり、参加国は開催国カナダのほか、オーストラリア、デンマーク、日本、スウェーデン、アメリカの6カ国で、16日までリーグ戦が行われ、17日に順位決定戦が開催される。
開幕初日、第2試合目に、日本は世界ランク1位のオーストラリアと対戦、接戦の末、66 - 67で勝利した。
両チームとも強力なラインナップを誇っており、ベストメンバーでの対戦を行った。
試合のあと、チームのエース・池崎大輔(3.0)は次のように話していた。
「世界ランク1位のオーストラリアに、チャレンジャーとして、いろんな戦略、戦術、ラインナップを試して戦った。ベンチを含めてチームが一つになって立ち向かった結果だと思う。みんなで勝ち取った勝利。明日は、アメリカとのタフな試合がある。また成長できればと思います」
<1日目の試合結果>
CAN vs SWE 53 — 45
USA vs DNK 55 — 39
AUS vs JPN 66 — 67
<参考>
参加国の現在の世界ランキング
オーストラリア/AUS(1)
アメリカ/USA(2)
カナダ/CAN(3)
日本/JPN(4)
スウェーデン/SWE(6)
デンマーク/DMK(9)
フォトギャラリー(Facebookページ)
https://www.facebook.com/pg/MantoArtworksPhotography/photos/?tab=album&album_id=1859120740793050
大会公式サイト
https://www.canadacupwcrugby.com
(編集・佐々木延江)