12月3日(日)、神奈川県サッカー協会フットボールセンター・通称「かもめパーク(横浜市泉区)」で、JFA(日本サッカー協会)創立記念(9月10日)に、サッカーファミリーの輪を広げる目的で「JFA Football Day in Kanagawa パパ・ママ、大好きな子供たち、集まれ~」が開催され、昨年JFAにより統合された7つの障がい者サッカーの競技団体が集まり、サッカーの好きな子供たちと交流した。
当日は、15組(約120人)の親子が参加し、ブラインドサッカー、デフサッカー、知的障がい者サッカー、CP(脳性麻痺)サッカー、アンプティ(切断者)サッカー、電動車椅子サッカーのほか、精神障害のある人のソーシャルフットボールのチームも訪れ、サッカーを通じての交流を楽しんだ。
パラサッカー交流の様子
障害者のサッカーの中で、唯一2020東京パラリンピック種目でもある「ブラインドサッカー」では、視力を公平にするため、アイマスクをつけて、コーンにボールを当ててみる体験がおこなわれた。
「アンプティサッカー」は、普段義足を使っている選手が、クラッチ(杖)を使い、1本の足と杖で行うサッカー。ベテラン選手のシュート・デモを見ながら、クラッチをつけてシュート練習。難易度が高そう。
「CPサッカー」は、選手自身の体に麻痺があることから動きが不自由になることを説明、選手によるデモシュートを行った。
今年は国際大会も開催された「電動車椅子サッカー」は、今回のような人工芝の上でのプレーは少なく嬉しい機会でもあった。
このほか、ソーシャルサッカー、知的障がい者サッカー、デフサッカーのミニゲームが行われた。ミニゲームには参加者の親子以外に混じって、空いている時間の選手、スタッフが飛び入りで参加した。
→「神奈川県サッカー協会常務理事 石井秀明さんに聞く」