アイススレッジホッケーは15日、オリンピックパークのシャイバアリーナで決勝戦が行なわれ、アメリカがロシアを1-0で下し、大会2連覇を達成した。
会場は地元ロシアの観客で埋まり、大歓声に包まれた。ロシアはパラリンピック初出場にも関わらず、決勝まで勝ち上がった勢いがあり、アメリカは前回覇者でスピードとテクニックに卓越しているチーム。
パックを奪い合う一進一退の攻防が続いていたが、ついに第2ピリオドでアメリカが個人技からのシュートを決め、均衡が破られた。
第3ピリオドでロシアにも再三ゴールするチャンスがあったが、パスミスやアメリカゴールキーパーの好セーブに阻まれ、得点が決められないまま1−0で試合は終わった。
(写真・文 越智貴雄)