9月16日、JリーグサッカーのFC琉球VS鹿児島ユナイテッドFCの前座試合として、知的障がいサッカーの親善試合が沖縄県総合運動公園(那覇市)で行われた。
対戦は、横浜F・マリノスが主催する「横浜F・マリノスフトゥーロ」と、沖縄県の「ブルーシーサー」。
これまで7回の前座試合が横浜F・マリノスのホーム・日産スタジアム(横浜市)で行われ、沖縄での試合が行われるのは初めて。
当初から前座試合の計画を進めてきた、横浜F・マリノスフトゥーロの小山良隆コーチは、次のようなコメントをくれた。
「試合の勝ち負けにもこだわりますが、サッカーを通じて、色々な方と交流、経験して生活に幅ができることが大事です。今回の遠征では、平和や命について、沖縄の地元の方と交流し、勉強することが大きな目的です。これからも、Jリーグの前座試合の機会がもっと増え、更に交流や、新たな仕掛けができればと思っています」
試合は、15時30分からキックオフ、20分ハーフで行われ、4−0で横浜が勝利した。
「横浜の選手たちは、明日からの滞在期間中に那覇市の小学生とサッカー教室、地元高校生とのトレーニングマッチなどを行い、最終日に太平洋戦争で犠牲となった沖縄戦について学ぶ予定です」と、小山さん。
(コメント編集・佐々木延江)