関連カテゴリ: World Paratriathlon Series, コラム, トライアスロン, 周辺事情, 地域, 横浜 — 公開: 2017年6月2日 at 1:20 AM — 更新: 2021年5月29日 at 12:27 PM

メッセージ・フロム・リオ 〜Marcelo Colletより〜

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2017年5月13日、横浜トライアスロン、パラトライアスロン男子PTS4表彰式。右端マルセロ・コレット(3位・ブラジル) 写真・山下元気
2017年5月13日、横浜トライアスロン、パラトライアスロン男子PTS4表彰式。右端マルセロ・コレット(3位・ブラジル) 写真・山下元気

「溜まった膿を出しきるように、パラリンピック後のブラジルは混乱が続いている。新たな社会へ生まれ変わるために必要かもしれないが、窃盗も日常茶飯事で、犯罪に巻き込まれる者も多い。市民は疲れ、人の死にはもう驚きもしない。悪が勝り、善が隠れてしまったようにも見えるが、善は悪よりも強いはず。ブラジル人には本来良いところがいっぱいあるのに、残念なことだ。ブラジル人は、アイデンティティを取り戻し、もう一度、誇りを持つ必要があると思う」

2017横浜トライアスロン、パラトライアスロン、バイクパートを走るブラジルのマルセロ・コレットのフィニッシュシーン 写真・そうとめよしえ
2017横浜トライアスロン、パラトライアスロン、バイクパートを走るブラジルのマルセロ・コレットのフィニッシュシーン 写真・そうとめよしえ

オリンピック・パラリンピック後の祖国の社会情勢について、そう語った37歳のブラジルのマルセロ・コレットは、5月13日、2017世界トライアスロンシリーズ横浜大会、パラトライアスロン(PTS4-M)で銅メダルを獲得した。横浜パラトライアスロンに最初に出場してくれた外国人選手、コレットの取り組みについて取材した。

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