日本のファンを沸かせた昨年のリオパラリンピック・ウィルチェアラグビー銅メダル! その続きとなるゲームが、5月25日、千葉ポートアリーナで始まった。
毎年開催されるジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会だが、今年は世界トップスリーが集合。リオ金メダルのオーストラリアと銀メダルのアメリカを迎えている。
大会2日目
大会2日目となる26日、第2試合オーストラリア対日本の試合は、61−59で日本が勝利。この後、対48ー49でアメリカに敗れた。
2日間で6試合が行われ、現在までの順位は、アメリカが1位(5勝1敗)、日本2位(3勝3敗)、オーストラリア(1勝5敗)。明日までに9試合が行われ、順位が決定。28日の最終日に2位と3位による3位決定戦の勝者と1位が戦い、優勝チームが決まる。
「昨日のオーストラリアとは違う強さを感じた。新しい選手もまだ使っている。ライリー・バットのタフなスタイルに今まで以上注意する必要がある。自分からミスを犯さないようにするのが肝心だ」
試合後のミックスゾーンで池透暢(3.0)は話していた。明日の順位決定戦を前に、これまでの最下位・オーストラリアの調子は確実に上がってきているようだ。
両チームの試合を熱心に見つめるアメリカチーム含め、どのチームも優勝以外に選択肢がないという意気込みを見せている。
新たな歴史の始まりを迎えたウィルチェアラグビーの真の世界トップとなるのはどこか。千葉で熱い戦いが始まっている。