3月4日(土)長野県白馬村・八方文化会館で2017IPCアルペンスキーワールドカップ白馬大会の開会式が行われた。2008年以来9年ぶりの開催となる。シリーズ第5戦となる白馬大会に14カ国から立位、座位、視覚障害のある100名のトップ選手がエントリーしている。
平昌パラリンピックまで1年となり、世界トップクラスの選手が、IPCポイントの獲得、パラリンピック出場に向け闘志を燃やしている。
日本からは6名の強化指定選手、2名の強化指定外選手に加え、次世代育成を目的に2名の選手がトップ選手とともにスタートリストに名前を連ねている。海外からはドーピング問題の制裁を受けたロシアからの参加はないが、国内ではみられないヨーロッパ選手の顔ぶれが開会式を華やかなものにした。
今大会は、1998年長野パラリンピック以降も多くの国際大会が開催される難易度の高いコースで、明日5日に大回転2本、6日と7日でスーパー大回転1本ずつの合計2種目・3レースが行われる。
特にチェアスキーでは日本は世界トップを独占する勢いを持っている。今大会もそれが証明されることだろう。ぜひ、ウインターパラスポーツの街、白馬へ足を運んでみてはいかがだろうか。
写真・山下元気