「電動車椅子サッカーの真の現状や課題、選手の多様な個性を知ってほしい!」
ーーほかに、取り組んでいることは?
「”電動車椅子サッカーの普及活動”です。ブログを更新したり、電動車椅子サッカーを知らせるための企画を考えたりしています。メディアの皆さんへの対応は、協会にも承認を得て、会社の業務としても行なっています。電動車椅子サッカーはスポーツとしてまだまだこれからで、環境づくりをする必要があります。電動車椅子サッカーの真の現状や課題、選手の多様な個性を知ってほしいです」
ーー普及での注目は?
「今年から日本選手権で世界標準の10kmのスピードでの試合が導入されることになりました。これまで日本は時速6kmの試合が公式になっていて、ワールドカップやAPOカップでは現地でぶっつけ本番の試合でしたが、日本でも10kmの試合ができるようになり、速い展開で観戦も楽しくなります。
6kmの電動車椅子サッカーは、日本の標準的な電動車椅子をベースにでき、安全ですので、新たに選手を増やしていきやすく、普及のメインに活用していきたいと思っています」
→Q もし、サッカー選手以外の人生があるとしたら?