関連カテゴリ: 水泳 — 公開: 2016年10月4日 at 3:35 AM — 更新: 2016年10月4日 at 3:56 AM

山田拓朗が社内でメダル報告会

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リオパラリンピック銅メダル報告会での山田拓朗
リオパラリンピック銅メダル報告会での山田拓朗

東京都千代田区の株式会社NTTドコモで10月3日、同社人事部に勤務するリオデジャネイロ・パラリンピック競泳男子50メートル自由形(S9)で銅メダルを獲得した山田拓朗(25)が報告会を行った。
およそ100名の社員による花道で迎えられ、吉澤和弘社長が花束を贈呈した。

吉澤社長は、社内で開かれたパブリックビューイングで応援していた社員たちの様子に触れ、
「社員に勇気と感動を与えた。東京へ向けてもさらに頑張ってもらいたい。
我々も応援し、しっかり支えていきたい」とねぎらった。
山田は「たくさんの応援が嬉しく、励みになった。(2020年の)東京に向けてしっかりトレーニングして、もっと良い色のメダルを獲得できるように頑張る」と感謝を述べた。

そのあと、社員からの質問に答えた。
メダルを取ったレース直後のインタビューについては
「本当はもっと嬉しいかと想像していたが、タイムが25秒台を目指していたので、悔しいという気持ちが強かった」と語った。

山田は水泳チームの主将として、400・100・50メートル自由形、100メートルバタフライに出場。前日の100m自由形(S9)では8位。50m自由形で26秒20の自己ベストで決勝に進み、26秒00の日本新記録・自己ベストで銅メダルを獲得。
金メダルとは100分の5秒差、銀メダルとは100分の1秒差という大接戦だった。

9月13日、50メートル自由形を泳いだ山田拓朗 撮影・西川隼矢
9月13日、50メートル自由形を泳いだ山田拓朗 撮影・西川隼矢

報告会後、これから再始動する練習で
「辛抱強く続けることが大切。少しずつ成長してくことができる。4年後の東京へ向けて頑張る」と語った。

山田は11月に行われる日本身体障がい者水泳選手権大会に出場する。

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