9月18日(現地時間)競技最終目、リオパラリンピック・ウィルチェアラグビー、アメリカとオーストラリアによる決勝戦は12時30分にスタートした。
アメリカにとって宿敵カナダが3位決定戦で敗れ、新たに強豪国となったオーストラリアを迎えての試合となった。
観客席はほぼ満席。「USA!」「AーO」の掛け声の声援。試合開始30分前からの盛り上げイベントで会場は賑わっていた。
試合開始42秒でアメリカのChuck Aokiが先制ゴール。その18秒後にオーストラリアAndrew Harrisonがゴール。そしてアメリカが・・、と交互に目の覚めるような早い展開が繰り広げられる。
両者ミスのない状況で加点が続いた後、第2ピリオドでオーストラリアのChris Bondがペナルティをとられるなどあったが、1、2点差を崩さず、オーストラリアがリードする形で進む。
第2ピリオド26−25で進み、第3ピリオドに入ると、アメリカが1点をリードする形に持ち込む。第3ピリオドは37ー37の同点になる。
徐々に点差を逆転させていくアメリカの作戦か?と思われもしたが、そうではなかったようだ。
第4ピリオドも一進一退の攻防の末、最後の.01秒でオーストラリアのRyley Battが1点を返して同点。延長戦に入ると、一回戦、二回戦とオーストラリアが1点入れるとアメリカも1点入れる。
決め手になったのは、残り49秒でのRyley Battのゴール。その後、残り15秒で2人の選手交代で粘り、ゴールを諦めないアメリカの攻勢が続いたが、時間切れ。オーストラリアが勝利を獲得した。
3位となった日本、そして、王者アメリカに勝利したオーストラリアとともに、ウィルチェアラグビーの新たな歴史が始まった。