９月１６日（現地時間）競技９日目、リオ・パラリンピック陸上男子１００メートル（Ｔ５４）で、７大会出場のスプリンター、５３歳の永尾嘉章が１４秒７６のタイムで予選１組２着、予選最終順位９位でゴールした。
永尾はソウルパラリンピック（１９９８年）から北京（２００８年）まで６大会連続出場。７度目の出場を果たした。１００メートルを目指す日本の後輩選手たちにトップの座を譲らない永尾の決勝レースを見守りたい。
男子１００メートル（T54）永尾嘉章、予選１組２着（採取順位９位）で決勝進出。予選のゴール 写真・山下元気
男子１００メートル（T54）永尾嘉章、予選１組２着（採取順位９位）で決勝進出 写真・山下元気
Author: 山下元気
松葉杖のカメラマン。
交通事故から一生寝たきりを宣言されながらも受け入れず、自分の希望を信じ長年の努力の末医学的な診断を覆す。
以降、松葉杖でカメラを手に取り、以前から音楽関係の場面を中心に撮影を続けてきた経験を生かしカメラマンとして復活。
音楽関係以外にも雑誌、新聞、広告、アイドルやタレントの撮影など様々なジャンルを撮影。
自身の経験を写真を通して伝えていこうと活動している。
