9月16日(現地時間)競技9日目、男子200メートル個人メドレー(SM11)で、木村敬一は6位予選通過、決勝は4位でメダルを逃したが、2分27秒46のタイムは自己ベストを更新した。5日連続のメダル獲得にはならなかった。また、今日で木村のレースが終えたが、パラリンピックでの金メダルを獲得することができなかった。
「きつすぎました。コンディションが悪かったのが反省点。それがなければもっといいパフォーマンスができた。何よりも1個の金メダルがほしかったが、力が足りず悔いが残った。1本1本、50メートルを泳ぐように泳いだ。自己ベストが出たことは良かった。周囲のサポートに支えられたことが大きい」
木村のパーソナルコーチ・野口智博氏は、
「金メダルを取れなかったのは、体調を崩したせいというのが大きい。この気候で他の選手も体調を崩していた。そういう中で、よくやったと思う。自分たちも、(選手の)経験を生かして対応した」と、木村の競技について話した。
2020年に向けては「障害者の水泳の環境をすぐにでも整備していく必要がある。それは健常者の施設を使えるようにすることだが、施設内の優先順位などでなかなか使いやすくならないかもしれない」
成田真由美50メートル背泳ぎ(S5)は5位
女子50メートル背泳ぎ(S5)で成田真由美は予選のタイムでアジア記録更新3位で決勝に進出、決勝は47秒63と予選よりタイムを縮めることができず、5位となった。