関連カテゴリ: RIO 2016, 馬術 — 公開: 2016年9月13日 at 10:34 PM — 更新: 2016年9月16日 at 9:42 AM

馬術:宮路&バンデーロ、チームテストは11位

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宮路&バンデーロ 写真提供:Chiaki “Jackie” Nakajima
宮路&バンデーロ 写真提供:Chiaki “Jackie” Nakajima

9月11日(現地時間)、オリンピック馬術センター(デオドロ・ブラジル)で、2016年リオ・パラリンピックの馬術競技(パラエクエストリアン)が開幕、宮路満英(グレード1b)&バンデーロ号(10歳/KWPN/セン)がグレード1bの競技に出場した。

11日の競技は「チームテスト」と呼ばれる団体戦に出場する国の選手にとってはメダルに関連する種目。この競技と後日開催されるチャンピオンシップテストの合計を平均した得点がチームの合計、すなわちメダルを獲得できるかどうかに関連してくる。
宮路&バンデーロ号の場合、チーム参加ではないため表彰の対象ではないが、個人種目のみに出場の選手にも騎乗機会が与えられるため、11日の競技に出場した。

馬術競技(パラエクエストリアン)は、体操の床演技やフィギュアスケートのように、定められた演技に対し、審判が採点を行う競技。パラリンピックでは馬場の外5か所に審判が位置し、それぞれが各演技項目に対し10点満点で点数をつける。また、観察に基づく総合点が10点満点でつく項目もある。最終的には各審判の採点が合計され、パーセント化。5審判の平均点をとって、最も高いパーセントの選手が優勝となる。

チームテスト1位は、過去金メダル10個を含む12個のメダルを獲得している、イギリスのリー・ピアソン&ザイオン号(75.280%)。続いて1位は2012年ロンドンパラリンピック・フリースタイル金メダリスト、オーストリアのペポ・プッチ&フォンテーンノワール号(74.000%)。

日本の宮路&バンデーロ号は、62.760%で、11人馬中11位だった。

「昨日は大分緊張していたようで、馬とのコミュニケーションが少しずれていましたが、明後日はもっと上手くコミュニケーションをとって、少しでも良い成績が出るように頑張ります」(宮路)

次は14日(水)、いよいよメダルを競う、チャンピオンシップテスト(規定演技)。2020年東京大会へ向けて、よい成績が残せるよう、期待したい。

FEI国際馬術連盟サイト(結果詳細・データライブ配信)

競技結果(日本パラリンピック委員会サイト)

競技大会公式サイト(Rio Paralympic Games Official Site )

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