大会4日目の9月11日(現地時間)、車いすテニス男子ダブルス2回戦・第5試合に、日本の国枝慎吾、斎田慎司ペアが出場し、オーストリアのラングマン・レクナーペアと対戦した。
試合は第一セットで国枝・斎田ペアが2ゲームを先取すると、ラングマン・レクナーペアが粘りを見せて3−2に。しかしそこからは終始国枝・斎田ペアのペーストなり、6−2、6−0のストレート勝ちで終わった。
試合後、国枝は「初戦にしてはしっかり自分たちのプレーができた。明日は自分たちより上位シードとの対戦になるので、気を引き締めていきたい。体のコンディションも全く問題ない」と、気持ちはすでに明日の試合に向いていた。斎田は、「風とかもあって難しい部分もあった。もう少しコンビネーションプレー、足を使ったプレーを交えていいポイントがとれれば自分たちのプレーができるので、明日はそこを心がけたい」とコメントした。
また、お互いのプレーへの感想を聞かれると、「(斎田が)深いストロークをしてくれたので、すごくやりやすかった」「国枝選手が打つときは安心して見ていられるので心強かった」とお互いのプレーを褒めあった。
国枝・斎田ペアは明日12日、準々決勝でスペインのカヴェルザスチ・ダニエルペアと対戦する。