日本やった! 強敵カナダに逆転勝利。 最終ピリオドで本来の動き取り戻す。 2対1で、今大会初勝利。 現地時間の12日、アイススレッジホッケーの会場Eセンターで、日本対カナダの試合が行われた。日本はカナダに先制点をあげられるが、第2ピリオド中盤と最終ピリオドで1点ずつ得点し、逆転勝利。日本にとって今大会初めての勝利は、最強と呼ばれた王者からだった。 1点ビハインドで迎えた第2ピリオド、日本は相手が一人少ないパワープレーからカナダゴールに攻め込み、左サイドの吉川 守(FW 13)がゴール前に出した絶妙のショートパスを矢口敦也(FW 33)があわせた。いったんゴールポストに当たったパックは、ゴールキーパーの背後に吸い込まれ、同点に追いついた。さらに最終ピリオド、両チームが総攻撃をしかけるなか、今大会連続得点を挙げている遠藤隆行(FW 10)がセンターラインあたりからディフェンスを一人かわしてゴール前に持ち込み、自らシュート。カナダの堅守ピシェット・ピエール(GK 1)との1対1を、遠藤が制した。試合終了後、日本チームは呆然とするカナダチームの円陣のとなりで抱き合い、喜びを爆発させた。 ゲーム中のシュート数はカナダ24本に対して日本は8本。ディフェンスラインが崩れるなか、失点を1で抑えた守護神・永瀬 充(GK 39)が日本側のMVPに選ばれた。 New topics ! ●スレッジ/カナダ落胆、3強入り難しく/あさっての予選最終日をどう戦うか。 ●クロスカントリー/独トーマス選手のドーピングが発覚。新田選手の銅メダルが確定。 ●クロスカントリー/競技三日目ミドルディスタンス 〜女王ミュクレブストが通算15個目の金〜 ●アルペン/スピード系斜面の克服 〜日本代表の課題2〜 ●コラム/ナンデモcolumn「合成写真」 ●トップニュース/ダイジェスト版 更新 |